立春は過ぎましたが、まだまだ、寒いですが、冬芽がだんだん膨らんできています。植物の観察、初めて来られた方々、ピクニックに来られた方々、泊りでテントを張っておられる方々、妙見山ハイキングに来られた方々達との会話を楽しみ、初谷渓谷を散策しました。
いつもきれいな水が流れています。昨年の大雨が天台山、光明山等に伏流水としてまだまだ水は多く溜まっていると思います。この時期の水温は8℃ぐらいです。
静粛の中、落葉した枯葉の上をガサガサと歩くのも良いものです。今年は、道の脇に例年であれば、イノシシが好物のミミズの掘った跡が多く見られたのですが、あまり見られません。豚コレラの影響で山の中で死んでいるかも知れません。
鹿の死体:ハイキング道で死んでいました。これが自然の現実です。おそらく、この上は急こう配の法面で、そこから足を滑らして落ち骨折したと思います。
歩けなくなり、鹿は水を1日飲まないと死ぬらしいです。おそらく2~3歳ぐらいと思います。後の処理は、豊能町の農林商工課に連絡して、後日、処理をして頂きました。
ヤブデマリの冬芽:だんだん膨らんできています。この木は8月ごろ結実する時に実が赤色で、茎まで赤くなり、鮮やかです。
初谷渓谷には梅の木は少ないですが、ほぼ満開になっています。
ミツマタ(ジンチョウゲ科):枝が3本に分かれて伸びることからミツマタといいます。あと、1ケ月もすると黄色い花で満開になるでしょう。
ヤマコウバシ(クスノキ科):昨年枯れた葉は冬の間中枝につけたままで、3月も落ちなく、4月になると落葉します。受験生にとってお守りの葉と重宝されていて、私も、受験生を抱えておられる知り合いの人に葉をプレゼントしました所、難関の高校に合格され喜んで頂きました。
BBQ広場付近:2月20日、約40名の方が、電車、車で来訪されていました。
家族ずれ、友人同士、会社の仲間、団体で来られる予定があり、その下見に来られている人達が、BBQを楽しんでおられていました。
来訪者は初めての方、20年ぐらい前から来ているベテランの人たち様々です。マナーも良く、他人のゴミも持って帰ってくれる人達も多くいます。
前日より、テントを張り泊られていたグループです。手前のテントは、初谷渓谷にはトイレがないので、テントの中には便器があり、簡易トイレとして持参されて来られています。
泊りの人達には、食事の後の残飯は、必ずナイロン袋等に入れ、臭いが出るとイノシシがその匂いで近寄って来るので、来たら危険ですので、臭いが出ない様にと進言しています。
直火は止めましょう。地面が真っ黒になり、大変汚いものです。
また、現在、初谷の山は、近年の大台風、豪雨により地盤が緩んでおります。その為、倒木が多く、その倒木を使い、この様に直火で燃やす方が多くおられます。これらの行為は是非止めて頂きたいです。大きな山火事なる可能性が有り、取り返しのつかなことになります。
BBQする時には、スタンド付のBBQセットでしましょう。
直火でBBQして、そのまま、持って帰らず置いて行った残滓(鉄棒、鉄板等)。
僅かな人たちであると思いますが、この様な行為は是非止めて頂きたいと思います。現在初谷渓谷は規制も何もありません。来訪者のマナーに頼るしかありません。皆さんが何時来られても、きれいな、気持ちの良い初谷渓谷にするのにはこの様な行為は迷惑がかかるだけです。
きれいな初谷渓谷にするために、ひとり、ひとりがマナーを守って頂きたいとおもいます。ご協力、よろしくお願いします。
ボランティアで時々このように、ゴミの掃除をしています。ゴミは途中の民家のゴミ箱には入れずに、自分の家に必ず持ち帰ってください。
よろしくお願いします。