寒波が過ぎ去り、日差しに春を感じるようになってきました。
豊能町新光風台地区からは、隣接する川西市にある一庫ダムのダム湖《知明湖》を望むことができるスポットがあります。
一庫ダムと知明湖は観光名所にもなっていて、風光明媚なのですが、ここのところずいぶん水位が下がっていると聞き、様子を見がてら歩いてみることにしました。
良かったらお付き合いください。
スタートは、知明湖の中にある県立一庫公園の中の《湖畔の駐車場》。今日はここまでは車で来ました。
駐車場を出て左へ、ダム湖に沿って進みましょう。さあ出発!
湖の水位はとても下がっていて、まるで地層のように見えます。
下を見下ろすとこんな感じです。水面が遠い‥‥。
赤い橋が見えてきました。写真の右端は、公園からの車の出口ゲートです。ゲートを通って、さらに先へ進みましょう。
冬の名残りの枯れすすきの穂が、きらきら早春の光を浴びていました。
まるで地形図の模型を見ているような、等高線。ユニークな景色です。
上を車で通ると普通の道路であるこの国道も、こうして横から見ると、苦労して作られたんだろうなあ~と感じる、すごい道ですね。
入り組んだところには、水だまりができていました。下の方で釣りをしている人が、ちらほら。ウォーキングの人もジョギングの人も、サイクリング、バイク、みなさん、それぞれこのダム湖を楽しんでおられるようです。
ダム湖の岸まで下りていける場所がありました。下は釣り場になっているようです。今は水がずいぶん干上がっていますが、下りて行ってみましょう。
ここは水がとても澄んでいて、そこの方までよく見えました。
向こう岸の様子。国道の下に、もう1本道路があるようです。
その先には、トンネルの入り口が見えています。この先には確か龍化の吊り橋があるはず?ダムに沈んでしまった道が見えているところもあるかも知れません。
水位が高いときには水没しているであろう斜面。木切れがたくさん落ちているので、少し拾ってみましょう。散歩のおみやげです☆
湖畔から上がっていく途中、とても大きなロゼット状の植物を見つけました。
ビロードモウズイカです。大きくなると高さが2メートルくらいにもなる外来種で、ビロードのようなふわふわした葉っぱが印象的です。群生していることが多いのですが、こんなところに!びっくりしました。
湖の水位にもよりますが、ひょっとしたら夏には見事な群生地になるかも知れません。
今日は、このあたりで引き返すことにしました。
しばらくウォーキングもしていなかったので、足腰が軟弱化している感があります。冬ももう終わり!暖かくなっていきます。今日は小鳥たちにはあまり会えませんでしたが、若葉が茂ってしまうまでのこの季節は、バードウォッチングにも最適です♡また、健康のためにも歩くことにしましょう。
お付き合いくださって、ありがとうございました。
(#^.^#)
↓おみやげの流木。これからちょっと磨いてみようと思っています☆
4 comments
暖かい日ですね。私も昨日、議会があって国崎クリーンセンターまで行ってきました。車ですが・・上流に行くほど水が無くなってきていますね。猪名川町の議員も節水、節水とおっしゃっていました。積雪も少なかったしこの先心配です。
菅野さん、コメントありがとうございます☆
やはり水不足になっているのですね‥‥節水、心がけましょう。
ダム湖の水位がここまで下がると、水に隠されていた、この地域の古い時代がよみがえってくるようですね。
水不足は心配ですが、水が引いて日頃水面の下に隠れている景色、今しか見られない特別なものですね。
ふわふわの大きなロゼット、ビロードモウズイカと言う名前なのですね。箕面病院の近くの橋で見かけ、あんまりきれいで何て言う名前なのか気になっていました。気がかりが晴れてすっとしました。ありがとうございます。
ともこさん、コメントありがとうございます☆
おっしゃる通り!水不足の際は節水など気をつけなくてはいけませんが、一庫ダムができる以前の歴史を感じられる気がして、味わい深いものがありますね。先日の雨で、水位が少しは回復しているといいですが‥‥。
ビロウドモウズイカは、私も、初めて出会った時(町内の空き地だったと記憶します)はびっくりして図鑑で名前を調べました。ふわふわの大きな葉っぱ、すっと背が高く、黄色い花がたくさん咲きますね。箕面病院となりのコンビニ裏手の崖にも群落があり、夏ごろには花が咲いて見事でしたが、今年はどうでしょう‥‥ともこさんが見かけられた橋の歩道にも種が飛んできているのでしょうか、たくましい植物のようですね。