いつもより長めの梅雨が明け、8月と同時に夏がやってきました。コロナの影響で子どもたちの夏休みもグッと短くなり、降り続いた雨のせいもあって、暦の上ではすでに『夏』ではあったのに実感はあまりなく・・・・。先日、最寄りの能勢電鉄光風台駅近くで、早くも『秋』を感じさせる花に出会ったのにびっくり!今日はあらためて駅まわりをぽてぽてと散歩しながら、草花をながめてきましたので、どうぞご一緒にいかがでしょう(#^.^#)。

光風台駅です。
能勢電鉄の山下駅から分岐して、妙見線に入って2つ目、終点からも2つ手前です(山下ー笹部ー光風台ーときわ台ー妙見口)。ご覧のように谷底にある駅なので、近くの道路からは全く見えず、たまに、町内のすぐ近くの道路で「光風台駅はどこでしょうか?」と聞かれたりします。また、駅前からは、ほぼまわりの山とマンションしか視野に入らないので、以前電車に乗って遊びに来てくれた友人は、山下からこっちだんだん(この先に人が住んでるんだろうか)と心配になり駅を降りてさらにびっくりした・・・と話していました(笑)。

↑駅前からの眺めです。
↓逆から見るとこんな感じ。

駅前ロータリーの真ん中や、バス停のあるあたりには、花壇が作られています。町の花植えボランティアのみなさんが、季節を感じる草花や木々を植えて、定期的に手入れをしてくださっているようです。



花壇のかわいい花々、暑さに負けずに咲いていました❁





駅のロータリーに沿って、周囲の崖面を見上げていて、ふと気が付きました。きれいに草刈りされた後に、わさわさとたくさん生えているシダ系の葉っぱ・・・これって、もしかすると「ワラビ」でしょうか?



そういえば、春先にこのあたりで、小袋を下げてゆっくりと何やら摘んでいる人を見かけることがあります。新芽のワラビは何となくわかるのですが、成長して葉を広げてしまったワラビは識別難しそうです。ご存じの方、教えて下さい☆






バス停前の花壇の花をながめているうちに、おやっと思うものを見つけました♪




駅から町内の道路へは、のぼりのエスカレーターと、並行して階段とスロープがあります。道に沿ったフェンス沿いには、つる性の植物がたくさん見られます。




さて、いろいろ見てきましたが、最初に書いた“秋を感じさせる花”は、エスカレーターを上り切ったところに作られた、小さな花壇の中に咲いていた、この花です。

『秋の七草』=【はぎ・おばな・くず・なでしこ・おみなえし・ふじばかま・ききょう】の1つ、オミナエシだと思います。
‥‥思います、というのは、ちょっと自信がないからなのです。もう20年以上前に、いちどだけ植物に詳しい人に「これがオミナエシですよ」と見せてもらったことがあるだけで、花の印象は覚えているけれど、葉っぱの形やその他の特徴は定かではありません。秋の七草に入っているのですから、昔の日本の里山では普通に見られた花なのでしょうが、ここ豊能町では野生に咲いているのを見かけたことがありません。

たぶん、豊能町の花植えボランティアの方が、ここ駅前の花壇に、秋を感じさせてくれる「オミナエシ」を植えて世話して下さっているんじゃないでしょうか。

そして…。エスカレーター沿いの階段に、さりげなく咲いていたこれは、たぶん『オトコエシ』という花じゃないでしょうか。

オトコエシの方は、毎年、光風台小学校まわりの崖沿いにたくさん花を咲かせています。こちらも、ちゃんと同定したわけではないので、たぶん間違いないと思いますが、詳しい方おられたら、ぜひ教えてください!
《オトコエシ》と《オミナエシ》、ペアみたいでかわいいですね。


光風台駅から豊能町内の道へ上がってみると、道路沿いには、さらに秋を感じさせてくれるススキ(七草の1つ:オバナ)や、エノコログサが風に揺れていました。
梅雨明け間もなく立秋がやってきてしまいますが、暑さはこれからが本番です。コロナ渦もまだまだ先が見えません。気分滅入りがちになりますが、時には道ばたの草花をながめたり、夜空の星を見上げたり、心身共に健康管理に努めながら何とか乗り切っていこうではありませんか!
最後までご覧くださって、ありがとうございました。
(#^.^#)
★追記★
読み返してみると、私(とよレポみほ☆)は、去年もこの時期に同じようなレポートを投稿しております。もともと軟弱かつお気楽な人間ゆえ、暑さのこたえるこの季節は何とか近場を散策して健康管理しつつの取材であるのがまるわかりで恐縮です(^^;)
‥‥が、去年はこの時期すでにクズ(葛)が花を咲かせていたんだなあ~とか、オミナエシ今年の方がたくさん咲いてるなあ~とか、小さな変化を知ることができ、これもまた良いのでは?と思ったりしています。
去年のレポート⇒ https://toyonono-portal.jp/archives/5247