11日(建国記念日)に日蓮宗霊場の能勢妙見山で、新しい年を迎え、旧年の悪種を払い、旧年のお礼・縁起ものを焚き上げ、新たな開運を祈る行事の「お火焚き祭り」が開催されました。小生もお札に「健康・家内安全」祈願を書き、お焚き火のなかに投入しました。木で組んだ上に杉の針状葉に火をつけると、煙と共に天に登っていくのが迫力がありました。ハイカーがたくさん来られていましたが、残念なが昨年12月にケーブルが廃線になり、その分来訪者が少なかった気もします。
読経の下、住職が護摩を投げ入れてお祈りをされ、風もなく煙も天に真直ぐに登って行き、だんだん火も燃え盛り熱く感じ、最高潮に達しました。
燃え盛って熱く感じる中、参加者がお札を投げ入れて行きます。
このお札は、鴎稲荷様の火伏の黒札です。鴎稲荷大明神は、火難から守って下さる火伏せのご守護神です。江戸時代、妙見山の麓が火事になり、境内にまで火が回りそうになった時、大阪湾の方から大きな白い鴎が飛来し、滝の様な雨が降って火が消えたそうです。以来、妙見山では火伏せの御守護神として鴎稲荷大明神をお祀りするようになったらしいです。