初谷渓谷の状況は、2月中頃の気温上昇により、新芽が出たり、出葉あったりと植物たちも、少しづつ成長し始めています。9日、10時ごろで気温16℃、水温10℃です。今後、木々には新芽が出て多くの種類の花が咲きます。その時期になると多くの植物鑑賞会のグループで来られます。その下見に来られていました2組のリーダーの方々に初谷渓谷を少し案内させて頂きました。
2月下旬の、気温上昇により一気に、ミツマタ(場所、緊急連絡ポイントNo,3)は花が咲きほぼ満開状態です。気温上昇により、今年はエドヒガン等の花が咲くのは、一週間ぐらい例年より早いのではないでしょうか。初谷渓谷内の動植物も温暖化により、生育状況が変化しています。このミツマタも、例年より花数が少なく、花の枯死がみられます。
この写真は、オオキツネノカミソリの葉で、例年ならば3月初旬に出て来るのですが、2月の温度上昇により、出葉し、少し油断していました。鹿に食べられました。
急きょ、ネットをはり替えました。鹿は「かしこい」ので油断は禁物です。7月下旬ごろには、また、昨年より沢山の花が群生するよう管理していきます。
ダンコウバイ(ニレ科)の花、少しですが咲き始めました。
クマガイソウが萌芽しました。今年は4月20前後が見ごろでしょう。
ヤブツバキ:初谷渓谷には何十本と木があり、毎年きれいに咲くのですが、今年は残念ながら、写真の様に、昨年の結実した枯れた実が残っているだけです。ヤブツバキの習性か、温暖化の影響か不明です。
ヤブツバキ:唯一これだけ咲いていました。
アオキ(ミズキ科)の花芽、常緑低木