10月下旬になり、初谷渓谷の気温は16℃、水温は14℃と少し例年より高く感じられます。木々も紅葉は始まっていません。このままでは秋の季節がなく、一気に冬になるのではと感じます。
中には少し色づいた樹木も見られます。
ホウノキはいつも早く落葉しています。
苔生したエノキの木
ハイキングコースの淵には、イノシシが掘ってミミズでも食べたのでしょうか?イノシシは夜行性ですので日中は見かけません。
ふわふわとした苔生した岩の間を清流が流れて行きます。
平成30年3月に完成しました、手作りの「タマゴとキバ&巨大原人の足跡」。河原に作っていますので、下りて遊ばれたら如何でしょうか。緊急連絡ポイントNo,7の場所にあります。
ヤマシャクヤク(ボタン科)の結実、準絶滅危惧種(NT)、春に白い花を咲かせます。
シロミノヤブムラサキの結実、洲本市でわが国で最初に発見され、妙見ハイキングコースの上杉コースでわが国での二例目が見つかり、初谷渓谷で保護育成しています。冬には真っ白い真珠の様な実になります。
ミツマタ(ジンチョウゲ科)の冬芽。来年春ごろに、香りのよい黄色い花が咲きます。初谷渓谷には年々、このミツマタは増えてきました。
ロッククライミングの練習中。
今日はテントの中で泊っていくのでしょうか。このメンバーのリーダーは以前より初谷渓谷に良く来られ、少年たちを指導をされています。私も良く知っているメンバーです。以前は車が入れたので良く来られていたのですが、今は車は通行止めになっているので、長らく来られていなかった。初谷渓谷は環境も良く、指導するのに最適の場所であるので、最近、また、来られるようになったと言われていました。自分たちが使用したゴミは自分たちで持って帰り処分するのが大事なマナーであるのに、放置したままにしているのを時々見かけます。子供たちの教育の一環として、このメンバーは他の人が捨てて行ったゴミを持ち帰り処分されています。初谷渓谷には以前からこの様なマナーの良いメンバーが多く来られています。
妙見の森のケーブル・リフトは残念ですが12月3日で廃止なるので、金・土・日は超満員になっています。