プロのライターやカメラマンの講座でノウハウを学びつつ、レポーター同士で情報交換もできるトヨノノレポーター4期生養成講座。第2回は写真家のMOTOKO @motokooshima さんにお越しいただき、写真とまち歩きを楽しむ「ローカルフォト」講座を実施しました。
活気ある町に見えるためのコツは「人」
カメラの上手な撮り方という切り口ではなく、「カメラを通してまちの魅力を知る」というMOTOKOさんの講座。前半は香川県小豆島や滋賀県長浜市など数々の地域で、「ローカルフォト」を実践してきた事例を交えながらの座学で、カメラを構えるその心意気を学びます。
人をいれることで、グッとその町の雰囲気や活気が伝わることを他市町村の事例を交えながら、「写真には必ず人をいれるようにしてください。」というMOTOKOさんのポリシーに最初は戸惑うレポーターの皆さん。少し不安を抱えながらもいよいよまち歩きがスタートです。

カメラを通して町の宝物を知る、伝える
今回は「町でまだ出会ったことがない人にカメラを通して出会うこと」を目的にまち歩きコースを設定しました。10名ずつの2チームに分かれて吉川地区のカメラを構えてまち歩きを実施。
A班の取材先は、toyono_gallery_vitokurasさん、農家の宇都宮浩さん
B班の取材先は、オイスカ関西研修センターさん、淡路屋さんにお伺いしました。

アートと農と。魅力溢れる妙見口エリア
A班はtoyono gallery vitokuras さんへ。店主の片山さんは、実はMOTOKOさんの旧友だそうで、10名という大所帯の取材にも関わらず、快く迎え入れてくださいました。真っ白いキャンバスのようなギャラリーにポップでカラフルなアートが並び、「里山にこんな素敵な空間があったんだ!」と惚れ惚れする様子が見れました。


後半は、農家の宇都宮浩さんの畑へ。到着するなり、冷蔵庫から缶ジュースを出してくれる宇都宮さん。定年後にスタートされた農作業は、家庭菜園とは違う厳しさを実感されていると言います。それでも終始笑顔でお話される様子にレポーターの皆さんが宇都宮さんの力強さに魅了されました。最後は旬の落花生もお土産にいただきました!ありがとうございました!


会いに行くことで初めて知る町の魅力
B班はオイスカ関西研修センターさんへ。旧吉川中学校の校舎は風情があります。清水所長による案内のもと、インドネシアの研修生である青年たちが日本語の勉強をしているところを見学させていただきました。たくさんのレポーターに緊張の様子の青年たちでしたが、カメラを向けるといい笑顔を向けてくれました。最後に案内された食堂では研修生の写真や手紙がたくさん飾られており、ここでたくさんの研修生が巣立っていった様子が伺えました。


後半は呉服の卸屋である淡路屋さんへ。妙見口から初谷川へ向かう道にあるので、
気になっていたレポーターも多く、敷居の高いイメージのある呉服屋さんにドキドキしながらの訪問でしたが、快く迎え入れてくださいました。かっこいい訪問着に身を包んだ店主の福富さん。訪問される方にあわせて展示をされる着物を変えておられるそうです。この日は「いい日旅立ち」「川の流れのように」など有名曲テーマにした着物のほか、数々の美しい着物を見せていただきました。開業へ至るまでのお話とともに貴重な昔の写真も見せていただきました。


どの取材先もそれぞれ20〜30分という限られた時間でしたが、今まで気になっていたけど行けなかった場所、または全く知らなかった場所へ、取材を通して出会うことができました。
ひとりひとり切り口が違うから、個性溢れる写真が集まりました
最後は写真の発表タイム。たくさんシャッターを切った中から、とっておきの一枚を選びました。真っ白なギャラリーの様子がわかるように風景全体を切り取った人、笑顔溢れる農家さんやインドネシアの少年たちを切り取った人、呉服を愛でているご主人の様子を切り取った人…。
「どうしてこの写真を選んだのですか?」という問いかけに、それぞれがまち歩きの中で感じた魅力を発表していきます。

MOTOKOさんによる講評では、ひとりひとりの写真に丁寧にコメントをいただきました。
「人を必ずいれる写真」に戸惑っていたレポーターも少しずつ自信や楽しみを実感している様子でした!
「今までの暮らしだけでは出会うことがなかった!」「とても親切にしていただいて楽しかった」という感想をレポーターのみなさんからいただきました。集合写真も取材中もみんないいお顔をしていますね…!
取材先:
toyono_gallery_vitokuras
農家の宇都宮浩さん
関西オイスカ研修センター
淡路屋
ご協力ありがとうございました!

第3回目の講座は、いよいよ最終回!
今週末10月5日(日)に開催します。
まち歩きで撮影した写真に、伝わる文章をライティングして、発信の準備をしていきます。
講師は初回と同じくライターの坂本恵利子 @cocosuki2017 さん。