
高代寺の熊の保護について
2014年6月、我が町の山中でイノシシの捕獲罠に熊が入りました。推定4歳(推定)のオスのツキノワグマでした。殺処分するか、貰い手を探すことでした。捜していたところに、日本熊森教会と高代寺の住職の好意により境内に檻を作り保護することになりました。
今では15歳(推定)になり、元気に育ち、好物の栗を沢山食べていました。熊森教会、高代寺、お世話するボランティアの方々に感謝です。
東北地方では、熊が生活圏内まで入って来て、事故が起こり、大きな社会問題になっています。
我町でも、7,8月ごろに熊を見かけたとの情報がありました。
十分、気をつけて見守っていく必要があります。見つけたら、警察か町役場に連絡してください。



ドングリ、栗などは、檻の前に有ります、このBOXに入れて下さい。

高代寺本堂:真言宗のお寺で、空海が平安時代(810年頃)に草庵を結んだことから始まる。920年に清和源氏の祖、父源経基公の三回忌にあたり、菩提を弔う為、源満仲(多田神社)が建立しました。四代目源頼仲が1069年に源氏一門に諮り、菩提寺としてこの寺を再興した。この頃が高代寺の最盛期である。寺領は千二百石、37の伽藍、12の僧房があったが、その後衰退していく。

閼伽井神泉:空海は山頂近くに沸く泉「閼伽井神泉」をみつけ、薬師如来をまつり、瑠璃光院という草庵を結んだと高代寺日記や梵鐘に記録している。

真下に、吉川地区の下の町、初谷渓谷、遠くに天台山、光明山が望めます。