初谷渓谷入り口付近:溪谷内は気温も下がって来ましたが12℃、水温は10℃ぐらいです。まだまだ、紅葉、黄葉の時期には早いと思います。温度が8℃ぐらいで色ずき、5℃ぐらいになると本格的に色ずき始まると言われています。溪谷の内の樹木は今年の夏の温度上昇により、一部夏枯れした樹木があり、例年より黄葉は少ないと思います。妙見山ハイキングにおいては、若い人とすれ違い、以前よりは少なくなっていますが、根強い人気があります。
最初の堰堤、コミナミ、最近まとまった降雨があったので水かさは増えている。
川底までくっきり見え、淡いグリーン色の水がすごくきれいな流れです。
タラノキ(ウコギ科):この時期、きれいなピンクの枝の先に黒い実をつける。春には新芽が山菜の「タラノメ」と天ぷらにすると美味しい。人気があります。
ミツマタ(ジンチョウゲ科):結実して来ました。早春に良い香りの黄色い花を咲きます。年々、人気が出て来て多くの方が鑑賞に来られるようになりました。
マムシグサ(マムシソウ)の実(サトイモ科 有毒植物):野鳥に食べてもらう為、みごとな真っ赤にトウモロコシのような実になり、自己主張をしている。
アケボソウ(リンドウ科)二年草:今年から初谷渓谷に自生しました。花が枯れ種をつけた状態。種がもうすぐ落下し、二年後に成長し、花を咲かしてくれるでしょう。この花も保護していくつもりです。来年の分は、ことし葉が出ていますので、来年も今年ぐらい咲くことを期待します。
樹林、緊急連絡ポイント付近。この付近広葉落葉樹が多いが、木の先端が僅か黄色くなっているぐらいで、今月の終わりごろに黄葉が始まるのでは?
ヤマシャクヤク(ボタン科):赤と黒の実がなり、来年はきっと可憐な白い花が咲いてくれるでしょう。
クマガイソウ(ラン科):まだ青々として、一時雨が少ない時には弱っていましたが、最近の降雨で元気が出ています。今月末ごろには、黄葉するでしょう。
クマガイソウ(ラン科)