2024年5月29日(水)トヨノノレポーター春の取材遠足として豊能町・余野地区へ。
今回の取材先はベネベネガラス舎さんとひまわり食堂さん。
豊能の自然と融合した隠れ家のようなアトリエ
余野にある予約制ガラス工房を営むのはベネベネガラス舎の加羽さん。約7年前に豊能町へ移住されてきました。大工をされているご主人の倉庫とご自身の工房を近くに構えられる場所を求めていたところ、豊能町へ辿り着いたのだそう。
自宅に併設したアトリエのため、現在住所は公開されておらず、豊能の山に囲まれてひっそりと佇んでいる様子はまるで隠れ家のよう。木材を基調としたアトリエと庭のグリーン、豊能の自然が融合した世界観は時間を忘れてしまいそうに……。
個性豊かなガラスに魅せられて
夫であり大工の英吾さんから託された解体現場で処分される運命だった昭和ガラスを再利用するほか、色とりどりのステンドグラスを使用し、フラワーベースや小物トレイ、ピアスなどさまざまな雑貨を制作されています。
昭和ガラスは現在国内ではほぼ生産されていないとのことで大変貴重なもの。一枚一枚表情が違い、どこか懐かしい風合いについ見惚れてしまいます。
ミニミニハンドミラー作りのワークショップを体験!
今回はミニミニハンドミラーを作るワークショップ。小さな三角の鏡にあわせて好きなガラスピースを3枚選びます。どの色にするか、どの柄にするか、無限に広がる組み合わせに思わず心が踊ります。悩みだすと止まらなくなるので注意(笑)
まずはガラスピースの辺部分に銅テープをしっかり貼ります。
ハンダごてを使用してガラス同士をくっつけていきます。
初めて使うハンダごて。もっと扱いが難しいかと思っていましたが、思ったよりも簡単にピタッとくっついてくれるのが楽しくてどんどん集中モードに。
接着した最初は荒い見た目になってしまいますが、仕上げにコテでなでると余分なハンダがポロポロと落ちていきます。この作業がまた気持ち良いんです(笑)
最後は、水で洗い流し、酸化防止のためのポリワックスを塗ると完成です!きれいに仕上げたつもりなのに、ゆがみが残っていたり。ですが手にとってみると、だんだんぽってりとした歪みが自分らしくて愛おしくなってきます。
カラーの組み合わせはもちろん、同じカラーのガラスでも柄や色味、透け感など同じものがふたつとないガラスピースを使ったワークショップ。
作った作品をみんなで見比べるのもまた楽しく、グループで参加するとより楽しいかもしれません。
ワークショップをしながらの取材だったので話は尽きませんでしたが、次の取材先へと向かいます。
おばあちゃんから引継いだ食堂をたこ焼き屋さんへ「ひまわり食堂」
お昼ごはんに訪れたのは、ベネベネガラス舎さんから車ですぐの「ひまわり食堂」さん。
店長の山野さんは実はトヨノノレポーター2期生ということもあり、みんなで会いに行きました!
ひまわり食堂さんは祖母の代から地域に愛されていた食堂をリニューアルし、たこ焼き屋さんとしてオープン。たこ焼き以外にもお好み焼きや焼きそばの鉄板焼きのメニューや、ソフトクリームなどもあります。
テイクアウトがメインですが、店内にはイートインスペースも。山野さんのお父さまがDIYされたログハウス風の小屋があり、そこではバーベキューをすることもできます。今回はその小屋で、わいわいとランチタイムを楽しみました。
久しぶりのメンバーとの再会を楽しみながら最後に集合写真をパシャリ!
ひまわり食堂さん、ごちそうさまでした!
余野を約2時間半楽しんだ1日。次回の取材遠足は秋を予定しています。
「取材に来てほしい!」「ここも行ってみたらどう?」などのご意見もぜひお待ちしています。
次回もお楽しみに!
レポーターによる「ひまわり食堂」さんの紹介記事はこちらでも。