初谷川に生息している水生生物:初谷川に生息している指標生物を捕獲して、実際、初谷川はきれい川なのかを調査しました。水質階級Ⅰの水性生物が多く生存していることがわかりましたので、川の水のきれいさを、生態系を守るためにも、来訪された時にはゴミなどは放置しますと、川の水が汚れますので、必ず持ち帰るようにしてください。将来に渡り、後世に残すためにも、一度汚染されると元に戻すのには難しいと言われていますので、きれいな水で有り続けることを願います。また、生態系を守るために、外部からの水生生物(植物も含む)を絶対に初谷渓谷内の川、山には放したり、植えたりしないようにしましょう。皆様の協力が必要です。注:絵は著作権がありますので使用することは禁じます。
環境省の水生生物による水質評価法マニュアル、日本版平均スコア法、河川生物の絵解き検索方法。
水質階級Ⅰ、きれいな水に住んでいる生物:サワガニ、カワゲラ類、ヘビトンボ、ヤマトビゲラ類が初谷川には住んでいることがわかりました。
水質階級Ⅱ ややきれいな水に住んでいる:カワニナ類、コニヤンマ、ゲンジボタルが初谷川に住んでいることがわかりました。これらの生物は少し流れが遅い所とか、落ち葉の下に生息しています。
水質階級Ⅲ、Ⅳ、きたない水、とてもきたない水。初谷川にはこの様な水生生物は住んでいませんでした。「タニシ」はほぼ絶滅になっているようです。
⓵初谷に住んでいる魚
⓶初谷川に住んでいる魚
サワガニ:水質階級Ⅰ、きれいな水。サワガニはきれいな流れている水にしか生存しません。持ち帰っても翌日には死んでしまいますので、持ち帰らない様にしましょう。
カワゲラ:水質階級Ⅰ、きれいな水
ヘビトンボ:水質階級Ⅰ、きれいな水。噛む場合がありますので、捕まえた時には注意してください。
コオニヤンマ:水質階級Ⅱ、ややきれいな水。
捕獲したドンコ、カワムツ:昔は初谷川には「ドジョウ」は初谷川沿いの田んぼの水路、秋の取入れ後の田んぼには多くいてた。「ウナギ」は洪水防止のため堰堤などを作ったため、遡上できないようになった。昔、夜間に土手の石垣に大きな釣り針をつけ、ドジョウを刺しておくと朝には釣れていたそうです。「メダカ」は川にたくさんすんでいましたが今はほぼ絶滅しました。*絵は著作権がありますので使用しないで下さい。