令和4年3月27日(日)、福者「高山右近」の生誕地、高山地区の住吉神社境内で神楽坂ライブが主催「高山右近夫婦顕彰会、後援、豊能町、豊能町教育委員会他で行われます。ユスト・ア、バンダ別名「関西頂上業師集団」が出演します。地元の多数の野菜、豊能町産キヌヒカリ使用の純米大吟醸暖「右近」の販売、窯搭載のキッチンカーで本格的ピッツア、また、手作り雑貨のマルシェ他。暖かくなってきましたので、初春のひと時を過ごしませんか。時間は13時~17時(ライブ開始は15時)。西地区からはシャトルバスが運行します(無料)。お車でお越しの方は高山コミティセンターに駐車(無料)してください。雨天の場合は中止です。
地図:大阪方面から、R423線金石橋交差点右折、約10分、京都(亀岡)方面より金石橋左折。
能勢電鉄妙見線、光風台駅より無料シャトルバスが運行します
住吉神社:祭神は三筒男大神(表筒男命、中筒男命・底筒男命)であります。天平神護年間(765)開成皇子勝尾寺入山の時、その従者19人が高山に住みついたと言われます。本殿は寛永九年(1632)八月二日の造立で、その後明和年間に焼失し、現在のものはその後改築されたものであります。明治2年(1868)の神仏分離令により、住吉大社から住吉大神を勧請して、社号を住吉大社に改めた。住吉大神は海上の守護神ではなく、五穀豊穣の農耕神として勧請されたものであります。高山地区の住民が氏子で有ります。境内は約540坪(1,782㎡)、主に老杉・老檜等の老木に囲まれ、程よい傾斜を利用、南面してまさに区内最良の地に造営され、産土神(うぶすなのかみ)鎮守の森としてあがめた祖先の想いがしのばれます。この鎮守の森は豊能町の保護樹林に指定されいます。森の中には珍しい大阪府指定文化財(天然記念物)にしてされている「オヒョウ(ニレ科)」が自生しています。また、「右近の郷」に平成27年(2015)に完成した高山右近夫婦像はこの森に鎮座していた石英閃緑岩から造立されたものです。
四年ごとのお渡りには、神輿・太鼓・神楽の奉納が行われます。
オヒョウの木
真菜の花:高山地区では「なにわの伝統野菜」に「真菜」が認定野菜にされています。4月初旬ごろ、田んぼにのあちらこちらに黄色の絨毯を敷いたように、見事に咲きます。
コブシの花:高山の棚田の隅にコブシの木があります。この木の花は4月上旬ごろ、まるで白い打ち上げ花火の様に見事に咲きます。この花が咲くと長い冬の休養から明け、春から夏にかけての農作業の準備をしていきます。