今日は女子の健やかな成長を祈る節句の日です。写真は平成30年(2018)まで、吉川地区で毎年行われていました「ひなのつどい」の時の写真を掲載しました。
吉川自治会館の玄関に飾っていました豪華な雛段。最近ではこの様な雛飾りはあまり見かけなくなりました。先日、テレビで徳島県の某所で、全国から集められた多くの「雛段」を飾られていてのが放送されていて大変豪華で見事なものでした。
吉川の山から切ってきた竹で作った「竹びな」です
明治24年3月制作。この時代のものは顔の輪郭は細長く仕上げられいたようです。
五人囃子(ばやし):雅楽を奏でる「五楽人」と呼ばれる人形。五体それぞれが横笛、縦笛、火焔(かしょう)太鼓、笙(しょう)、鞨鼓(かっこ)という異なる楽器を演奏して結婚式を盛り上げる様子を表しています。雛飾りには五人囃子ではなく五楽人の雛人形が飾れれる方が自然であると考えられています。しかし、江戸の武家社会において能楽が流行する中で、五人囃子の存在が広く知れ渡り、その後主流になった様であります。
今はこの様なケース入りが主流になっているようです。