初谷渓谷と上杉尾根コースは妙見山ハイキングコースの代表的なコースで有り、四季を通じて自然を満喫できるコースです。上杉尾根コースは妙見口駅から約4.3km、約2時間で、豊能町、川西市との町境を登っていくコースで、コース半分ぐらい登ると、大阪湾、淡路島が眺望できます。初谷渓谷コースは、妙見口駅から5.9km、約2時間30分で、渓谷の伏流水沿いに、植物を見ながら(約420種類あると言われています)、野鳥の鳴き声を聞きながら(約95種類が飛来して来ている)、また、リスに遭遇するかも,時々、鹿にも会えるかも。
マイナスイオンを浴びながら、日ごろのストレス発散するのには手頃な溪谷コースです。途中、「憩いの場」には恐竜の卵とキバのモニュメント、下の河原には人間の足跡のモニュメントがあります。子供さん達にも喜ばれており、丁度良い休憩場所になりますので立ち寄ってみてください。初谷渓谷入口よりこの「憩いの場」までの間は(約1時間ぐらい)、年々木々も大きくなり植物も四季を通じて花が咲き、自然公園のような雰囲気があります。
上杉尾根コース
昔の里山の名残りが残っていて、クヌギ、コジイ、モミジその他、紅葉、黄葉する木々が有り、その下をくぐりにける様に歩くので、大変気持ちが良い。
日中でも薄暗い所ですが、向こうに透かして見える紅葉が綺麗。
コース上に多く落葉するので、絨毯の上を歩いているようです。ガサガサと音がするので、気持ちが良い。
日本一の里山と言われている、黒川地区集落(川西市)が見下ろせ、昔の炭焼をしていた時の原料の「台場クヌギ」他の紅葉がとても綺麗。
初谷渓谷コース
水質は水道水と同じぐらいと言われており、その証拠に春には多くの「サワガニ」「ヨシノボリ」等水質のきれいな所しか生息していない水生生物がいます。
トチノキ(ムクロジ科):この木は未だ若木で高さ10mぐらいですが、日本で自生している樹木の中でも最も大きな木の一つで(約20~35mになる)、大きくなるのが楽しみです。
ダンコウバイ(クスノキ科):2月下旬ごろ、黄色い綺麗な花が咲きます。また、一本の木で3種類の葉っぱがあり珍しい木です。
憩いの場:恐竜の卵とキバのモニュメントが有り、下の河原には人間の足跡のモニュメントがあります。
エノキ(アサ科)の落葉:エノキに国蝶「オオムラサキ」が、7月ごろ産卵し、その後幼虫に孵化し、落葉と同時に木の下にある落葉に隠れるようにして冬眠します。3月ごろ暖かくなってくると木の幹に登ってきて、芽吹きし、葉が生えてくると、葉っぱを食べて成長し、5月下旬ごろに蛹になり、6月下旬ごろに羽化します。初谷渓谷の入り口にオオムラサキの飼育ゲージが有ります。3月ごろより不定期ですが飼育ガイドがいてます。気軽に声をかけてください。
オオムラサキの成長状況を直に見て頂けます。
2 comments
妙見山ハイキングコースの紅葉、すばらしいですね!
木々の紅葉、大樹の幹の間を通って鮮やかな色合いを届ける秋の光、遠くの山々に包まれる里山の風景‥‥どの写真1枚をとっても、しばし見とれてしまうほどですヽ(^o^)丿
いつも、いつも講評有難うございます。今年はどこも紅葉が綺麗で、レポーターになった最初の年でありましたので、結構準備はしました。
失敗の写真の方が多く、悩む時が有ります。また、アップしています写真も自分では納得しないものばかりです。皆さんの好評に対して有難く思っています。
本年はありがとうございました。来年も頑張りますので、よろしくお願いします。