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こぶし(モクレン科、落葉広葉樹の高木):まるで打ち上げ花火のように、この木の白い花が満開になってくると、高山の人達は冬の支度を終え、これから農産物の収穫に向けて準備に忙しくされる。
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オヒョウ(ニレ科の落葉高木):大阪府天然記念物、住吉神社(高山)の境内の森にある。北海道に多くあるが、この場所にあるのは珍しく貴重な樹木です。
天然記念物に指定された時は2本あったが1本は枯れて、現在は1本だけが残っている。
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右側の濃いグリーンの林は、何百年と続いて人手が関わなっていない照葉樹林が多く、吉川八幡神社の神聖な森である。その左側は、里山で、今まで眠っていたかのように、暖かくなってくると落葉樹の芽が吹き出て来て、みごとなツートンカラーになっている。ただ、このまま放置すると100年後には常緑樹、照葉樹林の木ばかり(特にコジイ)になり濃い緑の山になる。この場所は晩秋の紅葉も見事です。
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イワナシ(ツツジ科):常緑の小低木。茎の先に長さ1cmほどの鐘形の花をつける。石(岩盤)の間に根を張り育つ。実を食べるとナシの味がする。レッドリストには掲載されていないが、豊能町にはとっては貴重な植物である。
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エンレイソウ(ユリ科):葉の中心から花柄を出し、紫褐色の花をつける。シロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)は絶滅危惧種
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ショウジョウバカマ(ユリ科):「猩々(しょうじょう)」とは、赤毛・赤ら顔をした中国の伝説上の動物で、花を猩々の頭に、ロゼット状に広がる葉を袴に見立てたと言う伝説がある。
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ニリンソウ(キンボウゲ科):1本の茎に2輪の花が咲くのが名前の由来ですが、実際に咲くのは1~4輪である。上高地などでは大群生になる。
川中美幸が「ニリンソウ」の題名で歌って流行っていた。
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ムラサキケマン(ケシ科):華鬘(けまん)とは仏像の胸のあたりの装飾品
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ミヤマキケマン(ケシ科):葉や茎にはアセチレンガスの様な臭いがする
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エビネ(ラン科):大阪府準絶滅危惧種(NT)、海老の尾に似ているのでこの様な名前が付いている
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獣道:この「エビネ」の近くにこの様な獣道があります。鹿、イノシシ達がすれ違った時右側、左側通行?どちらでしょうか?
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トウダイグサ(ドウダイグサ科):花が咲く前ですが、特徴のある黄色い花が咲く。
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ヤマシャクヤク(ボタン科):大阪府絶滅危惧種Ⅰ類(CR+EN)、植林による影響と盗掘によって絶滅の危機にある。我が町に生殖しているのは、盗掘されていますが、何とか保護し、増やしていきたい。
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銀ラン(ラン科):大阪府絶滅危惧種Ⅱ類(要注意)、この花は殆ど開かない。花の付け根にある小さな葉(苞)がほとんどない。この場所に咲いているのは、時々、鹿に踏まれる時が有り、毎年心配している。後日、2株なくなっていた、盗掘されたかも?おそらく、銀ランは移植は難しく、殆ど枯らしてしまう。
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シロバナハンショウズル(キンポウゲ科):絶滅危惧種Ⅱ類(VU)、低木などにからまるつる性の半低木
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ウワズミザクラ(バラ科):落葉広葉高木、果実は熟す前に採ったものを塩漬けにして食す。樹皮は桜皮細工に用いられる
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キツネノボタン(キンポウゲ科):田んぼや水辺の近くに多く生えている。葉の形が園芸種のボタンの葉に似ているのでこのような名前がついた。
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タラの芽(ウコギ科):落葉広葉低木(樹高3~5m)、この時期春の新芽を
天ぷらにして食べると美味しい。枝や葉にするどいトゲがある。
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アカメガシワアカメガシワ(トウダイグサ科):落葉広葉小高木(樹高5~10m)、薄黄色の花が集まって綺麗に咲く。
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エゴノキ(エゴニキ科):落葉広葉高木(樹高7~15m)、開花期5~6月、
下向きに咲く花が可憐で、庭木としても親しまれている。
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タニウツギ(スイカヅラ科):落葉広葉低木(樹高2~5m)、開花期5~7月、別名ベニウツギと呼ばれ美しい花が咲き、筒形で先端が5つに裂ける。
1 comment
素晴らしいですね!
豊能町には、こんなに絶滅危惧種の植物がたくさん、美しく静かに育っているのですね。
初めて拝見した花もたくさんあり、写真を見ながらワクワクしてしまいました☆
いつか出会った時のためにも、しっかり姿を覚えておこうと思いました(#^.^#)