古民家カフェ「山粋」(さんすい)は、「都会の喧騒から離れ、自然と共にある時間」が店主のコンセプトです。川尻地区にあります古民家をカフェに、ほかにも厳選された店主の想い入れのある器も一緒に販売されています。場所は豊能町川尻646、TEL072-703-4542、https//sun-sui.jp/ 営業日は水、木、金、土、休業日は日、月、火、祝です。川尻地区は歴史のある町で、近くには、法輪寺を始め、約460年前の石仏があります。是非、散歩がてらに立ち寄ってください。
コーヒー豆はアフリカ、東南アジア、中南米、世界各国約30ケ国から仕入れられています。落ち着いた部屋で、綺麗なシャンデリアの明かりのもと、本日のおすすめコーヒー、ホンジュラスをいただきました。まろやかで大変おいしいコーヒーで飲みながら、時々会話をし、時間を忘れ、1日中何も考えずボーとしていたいような気持にもなりました。コーヒの他に軽食もあり、サンドイッチ、ケーキなども楽しめます。
水は高山地区の山からの湧水を利用されています。手回しの焙煎機からコーヒーの良い香りが漂ってきます。
奥さんが、女性ならではの感性で絵付けされた可愛い器。物の幅の広さに驚かされ、新しいことに挑まれる姿勢に共感する器です。
法輪寺(真言宗):宝暦年間(1751~1763)の火災により、はっきりした治歴は不明ですが、寺の秘仏出世大黒天(60年に一度開帳)は、弘法大師の作と言われ、開基は弘法大師という伝承もありますが、勝尾寺(箕面市)の開基「開成皇子(かいじょうおうじ)」が草庵を結んだのが、お寺の始まりではないかとの伝承もあります。
お店より歩いて7~8分のところにあります。
宝暦年間の火災により、鐘楼堂の4本の柱のうち、右側の本堂に近い柱、その柱の続きにある屋根の部分が焦げいて、当時の痕跡を残しています。
北の谷大峰供養塔:享保9年(1724)造立。相輪を失なっていますが、高さ173cmの宝篋印塔が建っています。塔の基礎南面に大峰山に33度登拝した記念の供養として造立した旨が刻まれています。塔の形式は高代寺墓地の塔と同じく、江戸期特有の笠の隅飾が大きく外側に開いた形で有ります。お店から3分のところにあります。
北の谷不動明王板碑:天正16年(1588)造立。土地の人から「北ん谷の不動さん」とよばれています。高さ153cmの自然石に舟形を浅彫りし、その中に火焔を背にして不動明王が岩座に立ち、両肩を張って身体をやや斜めにした姿で彫られています。お店から3分ぐらいのところにあります。
北の谷多尊石仏:天正8年(1580)造立。高さ110cmほどの板状岩に22体の石仏と3基の五輪塔が薄肉に彫られている。平らな表面を4段に区画し、最上段には定印阿弥陀坐像が、右に観音菩薩、左に地蔵菩薩が配置されている。普通阿弥陀如来の脇侍観音、勢至菩薩であるが、これを地蔵などに変えているところに特色があります。豊能町には多尊石仏があと大小6基ありますが、全国的にもこの様な石仏は珍しいといわれています。時代背景としては、明日の身はどうなるか分からない混乱の戦国時代で、生きている時(逆修仏)に、この様に講員で死んでも浄土出来るようにと石仏を造立したと思われます。お店から5分ぐらいのとこにあります。