12月3日、妙見の森のケーブル・リフトがコロナ禍による客数の減少、設備の老朽化により63年間の営業を終了しました。春は桜、夏は紫陽花、秋は紅葉、そして妙見の森ではBBQ、アスレチックほか、楽しませて頂きました。来訪者には色んな思い出が残っていることでしょう。このケーブル・リフトを乗り頂上の妙見山まで行き、帰りの下山コースは5コースありますが、今が見どころの、大阪府(豊能町)、兵庫県(川西市)にまたがっている紅葉がきれいな上杉コースで下りてきました。
朝8時ごろのには、30人ぐらいが待っていました。
多くのマスコミの方々が取材に来られていました。
対向車とすれ違い。
リフト:6月、足下に豪華に咲いているブルーの紫陽花を見ながら登っていくのを思い出します。
妙見山の山門:山門を跨ぐと向う側は川西市、手前は(撮影場所)能勢町です。
妙見山の星嶺から大阪湾を望む。一番高い山は六甲山。
妙見山の鎮守の森の北摂唯一の天然記念物のブナ林。
上杉尾根コース:妙見口駅より妙見山まで4kmあまりのハイキングコースです。妙見山ハイキングコースは5コース(天台・光明山コース、初谷渓谷コース、新滝道コース、大堂越コース)ありますが、この上杉コースの紅葉が一番素晴らしいと思います。吉川地区の里山で、炭焼に使用するクヌギを始めとして、ブナ類、コジイ等、肥料、飼料に使用していた常緑樹、照葉樹、落葉樹など多くの樹木が残っています。今年は雨量が少なく、気温が高く、紅葉はしていますが、葉に艶が無いような気がします。
日本一の里山、川西市黒川地区を望む
二股のクヌギから覗いた紅葉、黄葉。
紅一点、ヤマモミジ
手前から、吉川地区、ときわ台他団地、川西市、愛宕山、宝塚市、西宮市、甲山、芦屋市、神戸市、大阪湾を望む。
コースには落葉が多くあり、その上を歩くのは気持ちが良い。ただし、時々落葉の下に石があり、踏むと痛い。また、足をグネる場合があるので注意が必要です。また、落ち葉の上はよく滑るので、注意して下さい。
むこうの山は妙見山です。
シロミノヤブムラサキの原生地:この上杉コースで国内2例目がみつかりました。