渓流の水は絶えることなく、岩場では水しぶきを飛ばし、木々の葉っぱは緑々と、薫風を受け、夏らしくなって来ました。「大阪の緑の百選」にも選ばれている初谷渓谷の今日この頃です。
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コミナミ堰:初谷渓谷最初の入り口にあり、河原では食事をしたり、川の中に入り水遊びにしたりと、水深も深くないので安全な場所ですので、低学年の家族連れが多いようです。車は入れなく、近くには駐車場がありません。妙見口駅前の駐車場に止めるか、交通機関を利用してください。
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川遊び:子供達も、親御さんたちも一緒になって、石の上をバランスを取りながらスリル満点で渡ったり、川の流れに木の葉を流したり、石で水の流れを堰き止めたりと楽しい遊びがあります。子供たちは想像以上にいろいろなことを考えて遊んでいます。
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サワガニ:これからは多く見られます。サワガニは水のきれいな所、流れのある所でしか生きられませんので、取ったら、帰りは川に返しましょう。
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国蝶オオムラサキの幼虫:この時期は、約3cmぐらいです。今から「エノキ」の葉が大きくなって来るので、その葉をもりもり食べ約6cmぐらいなる6月初頃に蛹になります。それから6月下旬に羽化します。初谷渓谷の入り口の飼育ケージに飼育担当者がおれば、中まで入って観察する事が出来ます。
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オオルリ:この時期、サンコウチョウとルリ色のきれいな羽の色で人気のある野鳥です。なかなか見つけ難いですが捜してください。発見できた時は感動ものです。
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大変大きな網で、木の葉っぱの下で網を受け、枝を揺らして「イトキリムシ」「タマムシ」等を採取しています。
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ハイカー:妙見口駅より、2~2時間30分ぐらいで、初谷渓谷コース経由で妙見山(660m)に登ります。
夏季は温度が低いので汗をかかずに、爽やかなハイキングができます。
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初谷渓谷憩いの場:平成30年(2018)4月に完成しました。「我々はどこから来て、どこえ向かっているのか」をテーマに、恐竜の「タマゴ」と「キバ」は「生」と「死」の象徴として造立し、そして人間が存在していた
痕跡「あしあと」のモニュメントが川の向こう岸にあります。妙見口駅から30~40分のところにあります。
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溪谷の流れ:普段は、せせらぎの流れの音を聞きながら、また、日ごろのストレスを解消するマイナスイオンを浴びながら、とてもすがすがしい気分で、ピクニック、ハイキングが出来ます。しかし、大雨の後などは、流れがきつく少し怖いぐらいの流れになります。
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ギンラン(ラン科):近年数が減少している
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オオヒナノウスツボ:準絶滅危惧(NT)、5年前に見つけました。以前は数本ありましたが、今は1本しかありません。花が咲くと、ミッキーマウスの耳によく似ています。決して盗掘はしないで下さい。
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タニウツギ(スイカズラ科):各地域ごとに呼び名が付けられています。白い花のウツギ(アジサイ科)が咲いてから、少し遅れて咲きます。
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オニグルミ(クルミ科)の雄花:日本原産のクルミとしては、唯一食用になるものです。実から種子を取り出したものが食材になるクルミです。
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クルミの殻:昨年秋に熟した実を、リスか鹿が食べた殻。オニグルミの木の下にはこの様な殻が散在しています。
昔は、バケツ一杯に拾ったことが有りますが、今は、残念ながら動物たちが先客です。
上にあるのは雄花です。
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ダンコウバイ(クスノキ科)壇香梅:落葉樹。この木は一本の木から葉っぱを3種類、枝から出しています。
ジャンケンする時の指の形に似ているので、別名「グ」「チョキ」パー」の木とも言います。
この樹木は、初谷渓谷ハイキングコースの緊急連絡ポイントNo,2から坂道を上がり、上がり切った所の左にあります。ぜひ、見つけてください。子供さんに教えてあげると喜びます。
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「グ」の葉っぱ。裂け目はありません。
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「チョキ」の葉っぱ。裂け目が一か所あります。
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「パー」の葉っぱ。2ケ所裂け目が有ります。
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ジャコウアゲハ♀:減少している蝶々ですが、最近、初谷渓谷、吉川、ときわ台、東ときわ台辺りで見かけます。
食草はウマノスズクサで、日中は低い場所を緩やかに飛翔している。♂はツヤがない黒色。