10月10日に探索しました。気温は18℃、水温14℃、だんだん爽やかな季節になって来ました。まだ、木々は緑ですが、あと1ケ月もすると紅葉になり今は準備中というところです。ピクニックの来訪者は少ないですが、妙見山ハイキングの来訪者はコロナ禍の緊急事態宣言が解除になった関係で、午前中だけで約100名の方々が登って行かれました。写真は初谷橋付近のコキヤが色づいてきました。
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炭焼窯(奥橋付近):吉川炭(池田炭)は安土桃山時代天正2年(1574)に吉川の中川勘兵衛喜清光が創始したと豊能町史に記載されていて、この初谷渓谷近辺が発祥の地です。クヌギ(ブナ科)を使用し、炭の材料としては、成長が早く、真直ぐ伸びるので炭の材料としては優れた性質を持っていて、千利休も利用し、茶道においても全国的に良質の炭として珍重されました。最盛期にはこの吉川地区を始め、猪名川町、川西市黒川地区に約200窯があったと言われています。
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No,3付近:この付近では、この時期水は少なく、川底に流れてます。この夏、大雨が降ったので、オーバーフローした水が流れています状態で、相当、初谷渓谷の山々には多くの水が含んでいる事でしょう。
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No,3付近、水も綺麗で、涼しく、この付近では老若男女の多く方々がピクニックを楽しんでいる場所です。川の中には「イワムツ」が泳いでいました。
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No,11付近:ここから10数か所のスリルある沢渡りが始まります。
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ミツマタ(チンチョウゲ科):ガクが出てきました。開花は3~4月ごろ。16世紀(戦国時代)から和紙の原料と使用しました。原産地は中国中南部ヒマラヤ地方が原産地です。国立印刷局では国内産の原料を使用していたが、だんだん少なくなってきたので、現在では主にネパール産のミツマタを使用し、紙幣等を作っています。
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ノコンギク(キク科):ケヤキの根元にニシノホンモジスゲに、守られながら可愛く咲いていました。観賞用の栽培品種に、花が濃青紫色の紺菊があり、それに対して野に生える紺菊の意味で名付けられた。
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コバノガマズミの結実
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ニホンアカガエル(大阪府絶滅危惧種Ⅱ類)体長約6~7cm:珍しいカエルを来訪者の方に教えて頂きました。初谷渓谷は珍しい貴重な動植物がまだまだ存在して、奥の深いものが有ります。今後もこのような貴重なカエルを含め、まだまだ多くの動植物が存在していると思います。絶滅さすことなく官民一体となって、豊能町の素晴らしい自然の存在を守って行くべきではないでしょうか。来訪者の方々も、このような貴重な動植物を捕獲、盗掘しないようお願いしたいものです。よろしくお願いします。