先日、この《トヨノノPORTALサイト》のレポーター勉強会に参加してきました。内容は、レポーターとしてのレベルアップ。インタビューのやり方の講義と実技練習。実技練習では、レポーターどうしが2人1組になって、前もって書いてきた簡単なプロフィールを見ながら、お互いにインタビューをしあいっこ。
今回は本番ではなく“練習”ではあったのですが、私は、取材相手の方の人柄にすっかりほれ込んでしまいました♡。そこで、この時の練習インタビューをもとにして、1つ、レポートを投稿させてもらうことにしました☆
なにぶん、まだまだ勉強中の“インタビュー初心者”ですので、寛大な心で、どうぞご笑読ください!
私の出会った素敵な人…豊能町高山の 東野佳穂さん
まずは、プロフィールの中の【生まれも育ちも豊能】というところにひかれました。私自身も豊能町に住むようになって30年近くになりますが、西地区なので、まわりは私同様よそから転居されてきた方がほとんどだと思われます。“親の代から豊能”という方とじっくりお話しするのは、たぶん初めての経験!ちょっとワクワク、ドキドキしました♡
どのくらい前の世代から、豊能町に住んでおられるのですか?
今は、私の親世代・私たち夫婦・子どもたちの3世代で暮らしています。
聞いた話では、その昔、箕面の勝尾寺が開かれたときに、そのお世話係を務めた4人のうちの1人がご先祖様だ…ということのようです。あまり詳しくは聞いてないんですけど(笑)。
それはすごいですね!では…ひょっとして、高山には広大な田畑などの所有地が…!?
いや~、それがですね~(笑)。
おじいちゃんのおじいちゃん?くらいの人物が、とってもお酒が大好きだったらしく、すっかり土地を酒代にしてしまったという話があって。今もその人の名前が書かれた木の箱があって、たまに行事などでその箱を使うと、そのたびに話題になります。
佳穂さんは、先祖代々の土地《高山》で生まれ、ずっと過ごしてこられたのですね。私は、転勤族の家庭で育ち、外から豊能へ引っ越してきましたので、ちょっとあこがれを感じてしまいます。
ずっと…というわけではなくて、ちょっと東京で暮らしていた時代があるんですよ。若いころは、ここ(高山)じゃなく、もっと都会へ出たかったんです。
…というと…♪おら、こんな村、いやだ~♪ というような感じで?(笑)
そうです、そうです(笑)。こんな山奥じゃなくて、都会へ…東京へ出てみたかった。親に話したら、迷惑かけないならっていう感じになったので、新聞配達とかしながら学校に通って勉強しました。5年ほどです。
それはすごい!よく頑張りましたね!!
はい!(笑)‥‥でも、そのおかげで、何ていうか‥‥やっぱり、生まれ育ったここ(高山)って良いな~って。あらためて良さを感じることができたような気がします。
なるほど!ところで、佳穂さん、プロフィールによると、これまで、いろいろなお仕事を経験されてますね?イベント制作会社、CM制作会社、写真撮影、映像編集…
そうなんです。東京から戻ってきてからも、いろんな仕事を経験しました。
では、《現在の職業》欄の【家具屋勤務、事務職とクリエイティブ職 半々】というのは‥‥?
家具屋の事務的な仕事もしながら、HPや広告などに上げる写真を撮影したり、レイアウトを考えたりする仕事もやっています。これまで経験した仕事、特に写真の会社で働いていた時のことなどが、今に生かされていると思います。
佳穂さんは、豊能町の東地区、国道423号線沿いにある『上手工作所』でお仕事しておられます。詳しくは、こちらの記事をご覧ください ⇒ https://toyonono-portal.jp/archives/5402
ところで、以前から気になっていたのですが、佳穂さんが参加されている「トヨノ部」という町おこしグループのことを、ぜひ教えて下さい。どういうグループ?団体?なのですか?
主要メンバーだけで約20名、時々参加してくれるメンバーを入れると、もっとたくさんいます。主なメンバーは東地区の住民ですが、故郷が豊能町の人や、西地区の人もおられます。私たち夫婦ぐらいの年代、子ども連れの家族がほとんどです。
特に規約や会則などはありません。部長、副部長、広報と会計はいますが、何というか…そうですね、学校のクラブ活動のようなワイワイとした雰囲気です。レンゲやひまわりを植えたり、しめ縄づくりをしたり‥‥豊能町に外から遊びに来てもらおう!という企画をいろいろと考えて実行しています。
トヨノ部での佳穂さんの役割は?
広報です。こちらでも、以前の写真撮影の仕事経験が役に立っています。
「トヨノ部」では子どもさんも一緒の活動ですね。プロフィールに書かれた【「よろこび」を感じる瞬間=子どもたちの憧れになれている時】というのは…?
私が首からカメラをさげて写真を撮っている姿を見ているからだと思うのですが、子どもたち(小2・年長)が、同じようにおもちゃのカメラを首から下げて楽しそうにしていたりするんです。撮り方を教えてほしい…と言ってきたり。これってきっと、私自身が子どもたちから、楽しそうに、素敵に見えているからなんじゃないかと。
ほんとうに!素敵なことですね!!親たちがいきいきと喜びを感じながら活動している姿を誇らしく見ている子どもたち‥‥。「トヨノ部」の取り組みは、きっと、佳穂さんの世代から子どもさんたちの世代へ、自然に引き継がれていく予感がしますね。
佳穂さんが過ごされている日々‥‥。何世代も前からこの地に住み、周りには多くの旧知の人々。また、町おこし活動のグループは数十名の大所帯。たくさんの人とのつながりの中で、暮らし、活動していくのは、経験のない私から見れば憧れるところもあるけれど、大勢の個性豊かな人間の集まりの中でうまくやっていかなければならないわけで、それなりの苦労もあるのではないだろうか…と、お話を伺いながら思いました。そこで、あらためて目についたのが、プロフィールの《あなたの性格を表すなら?》欄に書かれた、佳穂さんの性格自己分析でした。
ところで、佳穂さんの性格って、自己分析されると、“なんとかなるさ・神経質・細かくて大雑把”…なのですか?なんだか、何とかなるさ⇔神経質、細かい⇔大雑把って、矛盾してるような感じがしますね(笑)?
そうなんですよ~(笑)。たいていのことは、大雑把な感じで「なんとかなるさ~~」って考えるんですけど、時々、どうしてもここはこうしたい!って思うところがあったりして‥‥。
あ、でも、それって、ひょっとして、人に譲れるところは譲る、妥協できるところはするけれど、自分でこだわりたいところは曲げたくないって言う感じ…?地縁血縁、地域のつながり、多様な考えを持つたくさんの人たちの中でうまくやっていくには、すごく大事な性格なんじゃないですか?
そうですね。そうかもしれません。
う~ん!人の和を大事にしつつも、自分自身の大事な部分をもしっかり持ち続けるには、佳穂さんの性格は最適・最高なのだと、勝手に納得してしまいました(笑)。
本日インタビュー練習をさせていただいた東野佳穂さん。生まれ育った高山を大切にし、良さをよく知り、自分の経験・体験を今に生かしながら、ご家族や地域の人々とのつながりの中で、とても充実した日々をパワフルに過ごしておられる、本当にとても素敵な方でした。これからの『トヨノ部』の活動にも、注目です!
↓佳穂さんが暮らす、豊能町高山。こちらの投稿もぜひご覧ください。⇒ https://toyonono-portal.jp/archives/5455 https://toyonono-portal.jp/archives/4061
↓【トヨノ部】さんの詳しい活動については、こちらのFBサイトもご覧ください。
https://www.facebook.com/toyonobu.osaka/
最後までご覧くださって、ありがとうございました☆
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