秋の実り🍂＜アケビ＞

こんにちは。秋が深まっていきますね。とよレポみほ☆です。

私の住まいはマンションですが、同じ豊能町内に一戸建てのおじいちゃんちがありまして、小さな庭の中に、いろいろな植物が生えてきます。勝手に生えてくるほぼ野生？の植物や、以前住んでおられた方が植えたのでしょうか、フキ・ミョウガ・ミツバ・ギボウシ。加えて私がマンションのベランダでは手に負えなくなった植物たちを庭へ移植。やっぱり地面がいいのでしょう(笑)のびのびと枝葉を伸ばしています。

今日は、そんな植物たちの1つ『あけび』を紹介したいと思います。

このアケビは、ずいぶん前に私が数個いただいたものの子孫なのです。それまで私は一度も食べたことがなかったと思います。中の黒い種の周りのふにゃふにゃしたところがほんのり甘いのですが、何しろ種が多い…！(笑)　おじいちゃんによると、皮の部分を油いためにしたらおいしいんだそうですが、まだ挑戦したことがありません。ちょっと苦みがあるようです。

このアケビ、最初に3つほどの実をいただいた時に、種が本当にたくさんあるのでびっくりしました。その時はアケビなんて珍しくて、ひょっとしてこの種を植えておいたら、アケビの芽が出てくるかもしれない！と思いついて、ベランダの植木鉢に埋めておいたら、ほぼ１００％の発芽率でわわわ～っといっぱい芽が出てきたのです＼(^o^)／

ところでその当時、私は「つる」でかごなどを編んだりすることに興味を持っていました。そのころ作った絵本の一部をご覧ください↓

豊能町は周りに自然が豊かです。ちょっと足を延ばせば山も近く、つる性の植物もたくさん見られます。じつは「アケビ」も、さほど珍しい植物ではなく、散歩に出かければ普通に見られるものだったのです。

しかし…「クズ」のつるは、あちこちにたくさんあって、こうして手に入れることができたのですが、「アケビ」のつるはなかなかいいものが見つかりません。そのころお手本にと買った本によると、とてもきれいな「つる」のようでした。

採ってこれないのなら、種を植えて、自家製の「あけびのつる」を作ればいいじゃない！？実も食べられて一石二鳥～♪・・・と、簡単に考えて、植えてみたのですが、芽はうじゃうじゃ出てきたものの、つる性の植物である「あけび」が、ベランダの小さな鉢やプランターなどで育てられるはずもなく（笑）…ギブアップ！

…というわけで、地面のある一戸建ての「おじいちゃんち」の庭へ、元気のよい数株のアケビを移植させてもらった、その子孫が、今でもこうして毎年、実をつけてくれるのです(#^.^#)

ちなみに…つる編みは、クズのつるではいろいろ楽しめましたが、アケビのつるはきれいですが折れやすくて扱いにくく、素人の私には手ごわいものでした。まだ作品を作るに至っておりません(-_-;)

また、おじいちゃんちの庭では、この季節になると、山芋の「ムカゴ」がたくさん拾えます♪

ムカゴ…豊能町に越してくるまでは知りませんでしたが、秋になると山芋のつるにくっついてできる、小さなジャガイモみたいなもののことです。種？実？一体何なんでしょう…(笑)

「ムカゴはな、ご飯と一緒に炊いて食べると、うまいんじゃ♪」と笑って教えてくれた、山育ちの優しいおじいちゃん…夏の終わりに天国の愛老犬のところへ旅立ってしまいました。

おじいちゃんちの庭のアケビやムカゴ…秋の実り。

夏の間ほどんど手入れらしい手入れもできませんでしたが、それでも、小さな庭の地面から元気に育っていたムカゴとアケビ。年をとり、地域の人々に助けていただきながら暮らしていたおじいちゃんちの庭の、秋の実りが、今度はどなたかの心をほっこりさせることができたらうれしいなあ…と、ふと思ったりしました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆　

秋が深まり、朝夕冷え込むようになります。お風邪など召しませぬよう…(#^.^#)

追記：皮も食べてみました☆

アケビの実の皮を、お味噌味の油いためにしたらおいしい♫という、コメントをいただいて、私も作ってみました！(#^.^#)

食べてみると…ほのかな苦みが甘いお味噌の味でくるまれたようでここちよく、食感が果物のナシを思わせるようで、なんとなくフルーティーな感じもしました。おいしかったです！

ウイッシュ♫さんとお母さま、ありがとうございました♡