きっかけは6年ほど前の春、友人たちとぷらぷらとお散歩しながら、豊能町吉川の『花折街道ひな祭り』を楽しんでいた時だったと思います。きれいに飾りつけされていた吉川自治会館(妙見口から徒歩5分)の受付にいた地元の方が「おみやげにどうぞ」と、麦の穂が数個入った小さな袋を手渡してくれたのです。
私は、たまに麦ごはんを食べることはあっても、植物としての『麦』は珍しかったので、「かわいいですね!これって・・・?」と聞いてみると、受付の方は「これね、植えたら麦が育ちますよ。とてもきれいだから、生け花なんかにも使えるし、素敵ですよ」と教えてくれました。
☆『麦を育てる』楽しみ
そこでまずは、麦を育ててみることにしました。麦はたしか春が収穫ですから種まきは秋だろう・・・と思って、ベランダのプランターの土にまいてみたら、しばらくしてかわいい元気な芽が出てきました。そのあとも寒い寒い冬、ほかの植物がしょんぼりしている季節にも、青々とした葉をのばして元気をくれました。そして、春には収穫・・・。水やりとたまに肥料をやるくらいでたいしてお世話もしませんでしたが、麦の栽培を楽しむことができました)^o^(
☆『麦を食べる』楽しみ
さて、数房の穂から大収穫になった麦ですが、これからどうしましょう・・・と考えた時に「食べてみよう!」と思いつきました。麦ですから、食べられるはず!でも、食べるためには必要な作業がありました。
麦を栽培した最初の年は、とりあえず、脱穀した麦を湯がいて食べてみました。プチプチッとした食感が楽しくて、味もおいしい♡ 今年は少しずつご飯に混ぜて麦入りご飯をいただきました。
☆『麦の茎を使って作る』楽しみ
今年、書店で偶然『北欧フィンランドの伝統装飾モビール ヒンメリをつくる』というタイトルの本を見つけました。
フィンランドの伝統装飾『ヒンメリ』・・・恥ずかしながら、私は今までその名前を知りませんでした。あとでよく思いかえすと、そういえばクリスマスの頃の百貨店の装飾などにも見かけたことがあったのです。
麦の穂を収穫した後には、たくさんの茎が残ります。これを使って、作ってみることにしました。本には、簡単なものから複雑で大きな作品まで作り方が丁寧に載っていて、私の先生になってくれました。まず、簡単そうなものから挑戦です!
糸と、少し長めの針を使って、茎をつないでいくと・・・こんな感じに☆
麦の穂から生まれた、たくさんの楽しさ☆
豊能町吉川の方にたまたまいただいた数個の『麦』の穂から、たくさんの楽しみと、新しい発見と、味わう喜び、作る喜び・・・いろんなものをさらにいただきました。これって、なかなか素敵なことなんじゃないかな?と思って、レポートしてみましたが、いかがでしたでしょうか。暇なことをしてるなあ~、へぇ・・・おもしろそうやなぁ~、感じ方は様々だと思いますが、最後まで読んで下さって感謝しています☆
ここにあげた写真は2013年~2019年のものが入りまじっております。雰囲気がまちまちなこと等お許しください。
4 comments
こんにちは
麦育てるの楽しそうですね💕
収穫出来たらほんの少しで良いので少し分けて欲しいです。
上浦さん、コメントありがとうございます☆
もちろん!お分けいたしますので、ぜひ、一緒に楽しみましょう♡
今年は、こちらの記事 → https://toyonono-portal.jp/archives/5814 のアズマさんを見習って、何とか「麦わら帽子」を作ってみたいと思っているのですが‥‥。
農業をされている方は、日頃から感じていらっしゃることなのでしょうが、一粒の麦や種の生命力・可能性の広がり・・・すごいなあと思います。(#^.^#)
今年も麦をたくさん収穫しました。また、毎週水曜日は自宅で麦わら細工を楽しんでいます。是非お立ち寄りください。
アズマさん、コメントありがとうございます\(^o^)/
おかげさまで何とか1つ、かぶることができる(笑)麦わら帽子を作ることができて、とてもうれしかったです。
さらに、ヒンメリなどの麦わら細工へ広がり、楽しんでおられるのですね!
自分で育てたものを使って、さらに楽しむことができる‥‥ほんとうに豊かだなあと感じます。
ぜひ、また、いろいろ教えていただきたいと思います(#^.^#)