「豊能町光風台の住宅街で、寄席があるらしい」その情報をレポーターから聞きつけました。寄席の名前は「とよの甘栗亭」さん。夫婦ふたりで運営されているため、不定期で開催されています。不定期開催のため、開催が決定したタイミングでお知らせをいただき、初の落語体験へ!運営をされている「とよの甘栗亭」主宰の佐古さん夫婦にお話を伺いました。

ご近所さんが運んでくれた落語への世界
佐古さん実家が空き家になっていたところ、まずはリフォームをするところからスタートされました。当時は空き家の用途はまだ決めておらず、お笑いが好きだったご主人が「せっかく綺麗にしたから看板を掲げさせてほしい」という一言で、「とよの繁盛亭」という看板が掲げられました。
その看板を見たご近所さんは、てっきり寄席だと勘違いし尋ねてこられたそう。「それなら本当に寄席にしたらいい」と落語の世界を紹介してもらうことに……。


2018年ちょうどそのとき豊能町が実施していた住民の夢を叶える「トヨノノドリーム」が開催されるにあたり、「空き家を再生して寄席をつくる」とプレゼンしたところ見事に採択されました。
採択されたことにより、あれよあれよと事が進み、夫婦で手作りの寄席を誕生させました。後に名前を「とよの甘栗亭」に改め、光風台で寄席の世界がスタートします。

落語も三味線も1から学んで。夫婦ですべて運営
ご主人は落語を学び、現在では「いちご家馬七」という名前でアマチュア落語家として活躍されています。奥さまの理香さんは、ご主人にプレゼントされた三味線セットで三味線を学び、大事な演出として活躍されています。


地域で笑いが集う場所にしたい
ゲストとしてプロの方を呼んで参加費をいただいていたこともあったそうですが、最近はほとんどが地元アマチュア落語家さんによるもの。この日はご主人の「いちご家馬七」さんほか、同じく光風台で米寿の落語家「薫風亭笑舎」さん、そして箕面から「令令和華都」さんの3名。なんと木戸銭無料。三者三様の落語を楽しませていただきました。私自身も落語は初めてだったのですが、初心者でもハードルが低く、落語を楽しめます。


地域で活躍する人に注目して
佐古さんは地域で活躍する人達にもっと注目してほしいと言います。「薫風亭笑舎」さんは特に同じ光風台に住む落語の大先輩だとか。17年以上も経験を積まれているそうですが、実は70歳を超えてから落語を学びはじめたというところに驚き!「70歳から新しいことに挑戦するとボケなくていいんですよ」と笑いながらお話しくださいました。

甘栗亭を楽しむなら
空き家を改装したアットホームな寄席なので、客席との距離も近く、マイクなしでも聴きやすいため高齢者の方も安心。定員は20名と限られているため事前予約制です。この日もほぼ満席での開催となりました。住宅街でさくっと落語が楽しめるなんて、豊能町民の特権!基本は掲示板での告知なようです。お見逃しなく!
とよの甘栗亭
場所:光風台2-14−11
電話:070-2296-8910
メール:omir0610@nike.eonet.ne.jp
