
12月29日、久ぶりに歩いてきました。気温は12℃、水温7℃でこの時期にしては暖かく感じられます。植物は冬の時期は低温、風、雪等の中、成長するのに大変な時期であります。落葉樹は落葉し、照葉樹林も、裸子植物等も成長するために寒さに耐え、すでに冬芽が出て春の準備をしています。

約200年前のコミナミ付近の絵図。里山の生活状況の想像図。

ハイキング来訪者も少なく10名ぐらいが妙見山に登って行かれました。ピクニック来訪者は7名、楽しそうに食事の準備をされていました。3名が野鳥の撮影に来られていました。


約50cmもあろうか、大きなホウバの落葉

落葉樹、常緑樹のグラデーションの中の、紅一点のヤマコウバシ(クスノキ科)。

ダンコウバイ(クスノキ科)の冬芽

エノキ(アサ科):樹齢は100年ぐらいでしょうか?初谷渓谷にはこの木は多く、国蝶のオオムラサキはこの木で生育します。

ヤブツバキの実割れ。

チャノキ(ツバキ科)の開花

オニグルミ(クルミ科)の冬芽

ミツマタ(ジンチョウゲ科)

枯れたクヌギに付いている、名前は不明のキノコ。

ゴマダラ蝶の幼虫をみつけました。(約1cm)

トチノキ(ムクロジ科)の冬芽

河原にたくさんの落葉、この上を歩くとサクサクと気持ちが良い。

シロミノヤブムラサキの結実:この時期、真っ白な実がつきます。国内で2例目が見つかったのが7年前。順調に育っています。

憩いの場

大阪府の水源かん養保安林になっていますので、許可なく草木を取ったり、ゴミは捨てないようにして、必ず持って帰りましょう。
1 コメント
寒い中でも木々植物や虫たちはしっかりと命をはぐくんでいるのですね。憩いの場の恐竜の牙や卵・・・真っ白だったのが少しずつ苔むして良い感じになっていますね(笑)貴重な写真を拝見でき嬉しいです☆しばらく訪れていませんが暖かくなったらまた渓谷を歩いてみたいです。