気温の上昇により、一気に春が来た今日この頃。桜が咲き、ミツマタが咲き、昆虫たちは冬眠から目を覚まし、水生生物も辺りを伺いながら動き出しています。この時期になりますと、都会の作られた自然ではなく、豊能町西地区のあちらこちらの場所でリアルな自然を感じるようになりました。妙見口駅には、妙見山に行かれるハイカー、初谷渓谷にはピクニック、植物鑑賞、野鳥鑑賞等、光ケ谷にはエドヒガン、トンボ池、ミツマタを見に来られる来訪者が年々人気が出て、多く見かけるようになりました。一度、豊能町西地区に出かけて頂き、自然を満喫してください。
初谷渓谷:気温も20℃~25℃ぐらいで、水温は10℃前後です。今年は雨が少なく、水嵩も少ない。
ヤブツバキの花イカダ:花は散り始め、川に落ちた花が流れて一か所に集まり「イカダ」のようになっている。
サワガニもゴソゴソと出て来ていました。
国蝶のオオムラサキの幼虫も冬眠から目を覚まし、新芽がでてきましたので、木に登って来ました。
初谷渓谷:ミツマタとエドヒガンが満開です。
キツネノカミソリ(初谷渓谷):鹿の侵入を防ぐネットをしたので、鹿の進入がないので、いきいきと葉っぱが成長しています。4月下旬頃には、この葉が枯れて、その後、花芽が出て来て、7月中旬頃には、オレンジ色の花が咲きます。楽しみにして下さい。
ダンコウバイ(クスノキ科)の花(初谷渓谷):この木の葉っぱは、3種類の葉をつけます。
キブシ(初谷渓谷)キブシ科:黄色い花が穂状に垂れ下がり、のれんの様です。
クマガイソウ(初谷渓谷):今年も順調に育ちそうで、昨年よりも花数が多く咲くでしょう。花期は4月中旬、昨年より早く咲きそうです。
ミツマタの群生(初谷渓谷):緊急通報No,8番付近。妙見山に向かって右側の山の中腹に群生(約200本以上)して、光ケ谷のミツマタの群生よりはるかに多く群生しています。初谷川を足下に気をつけて渡ってください。多くの来訪者がみられました。初谷渓谷の見どころが増えました。
ユーベルホールのソメイヨシ、今年もみごとに咲きました。この桜が咲きますと、本当に「春だなあ」と感じます。
吉川支所敷地内のオオシマザクラ
東ときわ台小学校前の大通りのソメイヨシノの桜並木通り。55本の樹木があります。
ミツマタ(光ケ谷、吉川地区):この場所に行くのには、能勢電妙見口駅より、天台山、青貝山方面を行き、約1時間ぐらいの所です。
ミツマタ(光ケ谷、吉川地区)、見事に花をつけました、多くの来訪者が来られ、改めてミツマタの好きな方が多くおられるのを再認識しました。吉川地区に多くの来訪者を来て頂くために、もっとアピールすべきだと感じます。
エドヒガン(光ケ谷やしき谷、トンボ池、吉川地区)
エドヒガン(光ケ谷、吉川地区)
エドヒガン(光ケ谷、吉川地区)、新緑が始まりました。この場所は、能勢電妙見口駅より天台山、青貝山方面に行き、天台山、青貝山を左に見て真っすぐ、約1時間の所です。突き抜けると箕面森町に行けます。
トンボ池(ビオトープ)、まだ、水生生物は見かけませんでした。もうすぐトンボが飛び交うでしょう。また、秋には、フジバカマにアサギマダラ蝶が飛来して来ます。
妙見の森ケーブル:ケーブル黒川駅まで、能勢電妙見口駅より阪急バスで約8分(便数は少ない、要確認)、徒歩で約25分
エドヒガン:黒川桜の森(川西市)、能勢電妙見口駅より徒歩で約40~50分