5月の雨上がり、ちょっとしっとりして蒸し暑さも感じる日曜日、豊能町の古道の1つ『長尾街道』を、途中まで歩いてみました。
今日のルートは‥‥地図をご覧ください。
豊能町西地区の東ときわ台8丁目から入っていきました。赤い矢印のように歩いていき、星マークのあたりまで行って引き返してきました。
入り口は8丁目の公園の横です。
最初は、ちょっと山道です。
さあ!街道を歩いてみましょう。
歩き始めるとすぐ、ぐっと下りになりました。ところどころ緩い上りもありますが、基本的に豊能町から池田へと下りていくので、下り坂がほとんど。楽に歩ける道です。
途中にちょっと広くなっているところがありました。バス停のようにも見えますが、車がすれ違えるようになっていたんだろうと思われます。
初夏の木々の花が咲いていました。
あっ…秘密基地を発見!!
鹿や…イノシシ!?
少し離れて街道を歩いていた親子連れのパパさんが「あっ!鹿や!!」。見ると、道を横切ったスリムな鹿の後ろ姿がちらりと見え、山の中へ消えていきました。白いおしりが印象的でした。
秘密基地の近くにも、こんな場所が。
また、写真にはとても撮れませんでしたが、野鳥との出会いもありました。
今年初めてホトトギスの声!遠くでしたが、キョッキョッキョッケッキョ♪
姿を見かけたのは、メジロ、カシラダカ、それから、たぶんオオルリかなと思われる1羽。低い木の上にチョンととまって、ピヨピヨピ~と一声鳴いて、飛んで行ってしまいましたので、まぼろしかもしれません(笑)。
街道沿いには、たくさんの石積みが置かれていました。
箕面森町の新しい開発地が見えました!
なんという見晴らしの良さ!こうやって見ると、広大な土地が開発されたのがわかりますね。1つ完成している倉庫の向こうに、道路もチラリと見えました。小さな飛行機がブ~~ン…誰かがラジコンの飛行機を飛ばしに来ているようでした。
このあたりはオオタカの保全地区になっていると聞いたことがあります。オオタカの住む環境を守りつつ、開発を進めていくために、いろいろと工夫がされているのでしょう。ここも、工業用地とはいっても工場ではなく倉庫が建つようですし、近くにキャンプ場も作られています。オオタカが悠々と狩りをしながら暮らす森が、人々の暮らしのすぐ近くにあるなんて素敵です。人と動物がうまく共存できたらいいのになあ~…と、ふと思いました。
↑帰りに見つけたものです。
この長尾街道は、地図を見ると豊能町と箕面市を行ったり来たりしながら、池田へと続いているのですね。今回は途中、ここまででしたが、またいつか、もっと先まで歩いてみたいと思いました。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました☆
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