暖かい日差しに誘われて、春に会いに出かけてきました。この日のルートは、光風台⇒ときわ台⇒妙見口⇒吉川公民館⇒ギャラリーたまやさんです。みなさんも、ぜひご一緒に!
レポーターとして豊能町周辺を歩くようになって3度目の『春』ですが、今年の春は、今までにない事態・・・日本全国の子どもたちが、学校へ行けない、USJにも行けない、動物園や科学館や図書館もお休み・・・という、とんでもない春になってしまいました。こんな時こそ、何とかして、ウィルスに負けない気力と体力を維持すべく、身近な自然を感じてみるのもいいのではないでしょうか。

光風台のスーパー(デイリーカナート)横をときわ台駅方向へ歩きます。住宅街の歩道沿いに、かわいいスミレが咲いていました。町内では、あちらこちらのお宅のお庭はもちろん、道端にも街路樹の根元にも、かわいい花がたくさん咲き始めています。

私は、いわゆる“雑草”と呼ばれるような道端の草花に惹かれます。例えばこんな…オオイヌノフグリに似ていますが、たぶん別の種類じゃないかと気になります。あとで図鑑で調べることにしましょう(#^.^#)!

ときわ台駅を過ぎると山道に入ります。ここではよく野鳥に出会います。今日も、メジロ・ヤマガラ・ヒヨドリに会いました。名前のわからない鳥もいたので、これもまた、図鑑で調べてみることにします。
夏でもちょっとひんやりするこの道は、崖と大きな木々に挟まれ、下には川が流れ、その向こうには能勢電が通っています。吉川小学校への通学路にもなっていて、散歩・ウォーキングの人々もよく通り、カメラや双眼鏡を持って楽しんでいる人も多いです。

視界が開けたところに、桜が咲いていました。

妙見口駅を過ぎて少し行くと、吉川の自治会館の前に「花折街道」の石碑と、石のお雛様人形が、常夜灯の横に立っています。数年前から、妙見口駅~八幡神社あたりまでの道を『花折街道』と呼ぶようになりました。古くからあるこの地域の街道の1つに使われていた名前のようです。その昔、豊能地方の特産物を大きな荷車に載せて街道をふもとへ運んでいく途中、道の脇に咲く花枝が荷車に当たって折れたから…というような話を聞いた覚えがあるのですが、定かではありません。“花折れ”…春らしくて素敵な名前だと思います。

吉川自治会館の向かい側、少し高台になったところに、毎年、つくしが生えるところがあるので、ちょっと登ってみました。

まず見つけたのはこれ!・・・・四つ葉のクローバーです。いつもなら、そっと採って押し葉にしたりするのですが、今日は採らずに写真にパチリ!みなさんと幸せを分かち合いましょう(#^.^#)
さて、つくしはあるかな~~

ありました!

・・・でも、まだ小さかったり、ヒョロヒョロだったり(笑)。今日はちょっとだけ、大きいのを採らせていただきました。たんぽぽもいっぱい咲いていました。

自治会館を過ぎて、オイスカの横を行くと、おや?工事中の様子。

ここは3年ほど前に、台風の大雨で大きな木が倒れ、土砂崩れになっていたところです。きれいに修理されるようで、良かったです。

さあ、『たまや』さんにやってきました。今日はお店があいているでしょうか…。


開店、営業中でした。
数年前から始まった『花折街道の雛祭り』、最近はあまり大々的には行われなくなったようですが、今年はたまやさんの周辺の数件のお宅が、華やかなのれんを下げ、お雛様を飾って、道行く人々を楽しませてくださっているようです。

4月3日まで、フリーマーケットや団子カフェなど、日によって小さなイベントもあるようです♪

少し先のお宅には、塀にかわいいお雛様が飾られていました。



たまやさんの向かい側の川沿いには、和風クレソンがたくさん茂っています。
地元の方にお話を聞いたところ、洋風のクレソンとは少し風合いが違い、おひたしや炒め物などにするとおいしいのだそうで、私も少し採らせていただきました。ちょっと足元が危ないのですが、採集OKだそうなので、採られる場合はよく気を付けて適量お採り下さい(#^.^#)
さて、それでは、そろそろ戻ることにしましょう。

今度は上の道を通って国道へ出て、ときわ台の住宅街を通りました。また別の種類のスミレを発見。
やがて、光風台まで戻って来ました。学校がお休みなので、子どもたち、親子連れが遊んでいました。平日の昼間、普段は静かすぎる町内ですが、こんなふうに、公園の近くに来ると子どもの楽しそうな声が聞こえてくる…これって、ある意味自然なことで、本来の状態なんじゃないかなあ~なんて、ふと思ったりしました。
光風台の中央グランドの周りには、毎年、私の好きなシロバナタンポポが少し咲くのですが、今年はまだ早いかな~と思いつつ、それでも探してみると・・・

あ!1株だけ咲いているのを見つけました。会えてよかった~うれしかった。今年もいっぱい咲いてくれるといいなあと思います。


しっかり散髪されたユキヤナギも、ちらほらと咲き始めていました。
これから、ピンクの椿が咲き、桜が咲き、八重桜が咲き…、どんどん春は花盛り~になっていきます。人間の歴史はウィルスとの闘いだったとか。この危機的な状況を乗り越えるには、大人も子どもも、体力(免疫力)を付けるべくしっかり栄養をとって、妙に落ち込んだりデマに惑わされないよう、前向きでいられるメンタルケアをすべく、生活の中で楽しいことを見つけながら、力を合わせ、春へと、がんばってふんばっていきたいものですね!\(^o^)/
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
3 comments
はじめまして☆春が感じられるレポートで素敵でした。子供にもつくしやシロバナタンポポをみせたいです!まてアップされるのを楽しみにみています。
ゆうこさん、コメントありがとうございます☆
私はたぶん、つくしを摘んだ幼いころの思い出が懐かしくて、春になると毎年(つくしを)探しに出かけてしまうんだと思います(笑)。これからの子どもたちにも、さりげない自然の中で、そんなおだやかな思い出を作ってあげたいですね♡
こんばんは☆大阪市内に住んでいます。自然に触れあえる場所もありますが、つくしの写真を見て子供の頃を思いだしさらに豊能町に住みたくなりました(>_<)
豊能町の色んなところを紹介して下さい。楽しみにみています。