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初谷渓谷で生息しています、国蝶オオムラサキ(準絶滅危惧種)を約10年余前に、種の保存の目的と子供たちがオオムラサキを見て触れることを通じ、生き物や自然を親しむことを目的に飼育始めました。7月11日、NHKほっと関西、午後6時から午後7時までの番組に取り上げて頂くことになりました。北川玲子レポーターが取材にこられ、写真はこのゲージで今年、羽化したオオムラサキを、飼育者の向井勝氏(吉川下の町在住)より生育状況等を説明して、観察、取材されている所です。
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地元の小学生は、自然の動植物と日ごろから接しています。特にオオムラサキの好きなところを、子供たちはオオムラサキを手に持ちながらインタビューされてました。このあと、放蝶しました。
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オオムラサキの卵:羽化後しばらくして交尾後、産卵します。この後1~2ケ月で幼虫になります。
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12月ごろ、約15mmの幼虫で、このまま冬眠に入ります。
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3~4月暖かくなると、冬眠から目を覚まし、地面から上がって来て、「エノキ」の芽吹きを待つ。
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すっかり大きくなった幼虫(保護色)。
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蛹になりました。この時期、一点で体を支えているだけで、必ず葉の裏で葉脈に溶け込んで見つけにくくなっています。無防備で「蜂」によく狙われます。
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蛹から蝶へ。羽化後、体液を体中に送り、羽を伸ばし、口吻を一本にし、飛び立つのは羽化後4~6時間後です。
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今年羽化したオオムラサキ。右がメス、左がオスです。初谷渓谷では、年々、オオムラサキは減少傾向に有ります、我々も最低限の捕獲をしております、規制はされていませんが、必要最低限の捕獲にして下さい。よろしくお願いします。