吉川八幡神社で毎年行われている《春大祭》に行ってきました!
まさかの大失態でスマホを忘れてしまったのですが、スタッフの方に子供と写真を撮って頂いたので、厚かましく撮影されていたお写真も分けて頂きました。(本当にありがとうございます!)一眼を持っていったらやり過ぎかな…と持参しなかったのですが、SNS拡散大歓迎だそうです。来年は撮影する準備満タンで向かいます!
2023/4/2
《春大祭》
鎮花祭〜はなしずめのみまつり〜
花の散る頃に疫病を鎮めるため行なわれる。秋の収穫を祈念する祭(祈年祭)🌾
↑吉川八幡神社様のTwitterより引用させて頂きました。https://twitter.com/hachimanshrine?t=ygrxInZgC-6iIMiaZs5qsw&s=03
厳かな雰囲気で始まった祭典も、途中から宮司さんの軽快なご説明(ほぼMCトーク)で和やかでアットホームな空気に。神楽や演奏について解説して下さり、大変充実したものでした。
神楽では、まさに祭りに込められた思いを舞で美しく表現。
「剣」では真剣を使った緊張感溢れる舞が。演舞されていた可愛い巫女さんは、まさかの11歳!真剣を触っている歴も11年!?とのこと。生まれたときから神楽に触れているからか、凛とした佇まいに心奪われました。
「吾妻」では食べ物にハエがたかってしまうのを払う様子を、両手に持った扇子を蝶のようにヒラヒラ舞わせて表現。見てるだけでも美しい舞ですが、意味を知ると深さが違う……!
「花湯」は笹などで湯をきり、清めて無病息災を願う湯立て神楽を模していて、本当のお湯の代わりに花吹雪を撒きます。宮司さんもシャッターチャンスですよ!といわれるだけあって、
ちょうど散り始めた桜のようで、美しく大迫力。もっとも華やかな演出に会場全体がうっとりとした空気に包まれました。
現代雅楽の奉納では宮司さんご本人が演奏。
笙と横笛(龍笛というのでしょうか……?)とシンセサイザーによるテクノミュージックの融合。「天地雅楽」というバンドで普段から活動されているそうです。http://www.tenchigaraku.com/
演奏がはじまると、これまでのしっとりとした雰囲気から打って変わってライブのように!巫女さん達もノリノリ!伝統ある楽器を多くの人の心を高ぶらせる音楽に組み合わせていて、自由で新しい現代雅楽というジャンルを知れました。胸が熱くなる、素晴らしい演奏でした……。
お昼頃になると中休憩になり、突如「青椒肉絲丼いりませんかー!」と物販が始まり、まさにライブ会場のよう。午前10:30~16:00まで長丁場の祭典なので、アイドルの半熟BLOODさんがその場でご飯を食べれるように用意して下さってました。ピリ辛の青椒肉絲おいしかった…!お守り等も販売されていて、遠方から来た方も思い出を持って帰れるようにご用意されていました。
お昼休憩もそこそこに、続けて高橋栄香師匠の三味線の独奏が始まりました。
穏やかな曲から、緩急のある曲まで盛り沢山。三味線のバチを弾く音も生だと迫力があり、屋外だけど耳に心地よくしっかり届く弦の音が素晴らしかったです。山の木々の隙間から、天然のスポットライトが照らされていて、神々しい演奏でした。
演奏の途中で退席してしまいましたが、後半にも沢山奉納演奏がありましたのでぜひ全部聞きたかった……。(撮影されていたお写真だけでも載せておきます)
厳粛な雰囲気もあるので、子連れは少し躊躇しますが、皆様とても温かく声をかけて下さいました。餅まきもあり、年齢問わず楽しめる祭典ですので、ぜひ来年も多くの方に行って頂きたいです。
間近で宮司さん、巫女さん達の美しい衣装も眼福でした。
唯一無二の伝統と新しいカルチャーを織り混ぜた祭典。見れるのは吉川八幡神社だけ。近所にあるなんて、幸せだなあ。地元民は特に、ぜひ一度はみるべし!です!
2 comments
ありがとうございました。楽しんでいただくことが神事の祭の意義でもあります。
お読み頂き、コメントまでありがとうございます!!!
本当に存分に楽しませて頂きました…✨
私のつたない文章では魅力を伝えきれてませんが、ぜひより多くの方に楽しんで頂きたいです😊