開業100年の無人駅。実はスゴい!「妙見口駅」
豊能町吉川にある能勢電鉄妙見線の終着駅、「妙見口駅」。
大正12年(1923年)開業というこの駅は、今年でなんと満100歳!往時の息吹を残しながら、今も現役の無人駅として活躍しています。
能勢妙見山への入り口であることから「妙見駅」として開業したものの、妙見山までまだ相当の距離があることから、のちに「妙見口駅」と改められたそう。(妙見の森ケーブル「黒川駅」までは、山道を歩いて20分。)
灯篭を思わせるしかくい照明、レトロな朱いポストもまたかわいい。
改札口の外からも入ることができる待合室は、「のせでん駅のギャラリー」として開放されています。
引くと『ギィー ガタガタガタっ』と音がしそうな木製の引き戸。古くから、能勢妙見堂へのお参りを終えた参拝客の憩いの場となってきたんだろうなぁ。心地よい疲れを感じながら電車を待ち、談笑する昔の人々の姿が目に浮かんでくるようです。
待合室の窓には「大阪最北端の駅」の文字。
そこらへんにある木材を集めて作ったような、手作り感満載の木製ちらしラック。添えられた(?)木の棒も相まって、いかにも妙見山への玄関口らしい風合いを醸し出しています。
地域を愛し、乗客との接点を大切にするのせでんさんの想いが感じられて、素敵だな~。
ちらしを受け取る人も、ほっこりしますよね。
撮影日は2月の真冬だったのですが、今度は真夏の晴天の日に、半ズボンと麦わら帽子に虫取り網の子どもをモデルに、“THE・夏休みのおばあちゃんち!”みたいな写真を撮ってみたいなぁ。
あなたならここで、どんな写真を撮りますか?
#かわいいとよの
2 comments
この駅は時々利用させていただくのですが、開業100周年とは!!!
知りませんでした\(^o^)/ すごいこと・・・ですね♡
駅構内の赤い四角い照明(かわいい!)にも、気づいてなかったです(^^ゞし、
懐かしいポストも・・・・あまりになじんでしまっていたのでしょうか・・・今更、そうだったんだ~と(笑)。
素敵なレポートを拝見して、また、この駅をじっくりと訪れたくなりました。
ありがとうございました(*^_^*)
みほさん、コメントありがとうございます(^^)
そうなんです!たまたま100周年という素敵なタイミングで、レポートを書くことができました。
きっと長年、町民の皆さまの暮らしになじんでいる場所なのでしょうね。
また機会がありましたら、妙見口駅のかわいさを再発見していただけたら嬉しいです♡