吉川山 紫雲院 考鬮寺(こうきゅうじ、浄土宗知恩院派):吉川地区の中の町にあり、今年も樹齢150年と言われる大公孫樹(オオイチョウ)の葉っぱが落葉し、境内一面に落ち、まるで黄色い絨毯を敷いたような見事な境内になっています。住職によりますと、昨年もこの様な状態になり、2年連続でこの様な状態になるのは珍しいらしいことらしいです。このお寺は16世紀後半に創建され、江戸末期(1852)吉川村の火災で全焼しましたが、その後(1855)すぐに再建されました。考鬮寺の由来:「鬮」の字は「戦い取る」と言う意味を持っています。「力により相手から取るには必ず犠牲が伴う。争わず互いに信じあい助け合う社会を築く一員となることを考えよ」との戒めの為に名付けられた。一度立ち寄って見られては如何でしょうか。
元禄年間(17世紀後半)作と伝わる地蔵菩薩が祀られています。