うどん県出身でもなんでもない私なのですが、ここんとこのマイフェイバリット、キング・オブ・チルドうどんを紹介させてください。
キング・オブ・チルドうどん(※私ランキング)
じゃん!その名もイシメン株式会社の「鍋うどん」。冒頭の写真がそれです。
讃岐うどんとはまた違う、コシがどうとかそういった次元ではないうどん。ふんわりとろ〜んとして、のどごしも優しい。モチモチな食感はまるで白玉。
煮込めば煮込むほど、おダシがよーく染みてめっぽううまい。名前のとおり鍋のシメにはこれ一択だし、普段のカレーうどんやきつねうどんにもすこし長めにくったりと煮込むのがお気に入り。
どのくらい好きかと言いますと、頼まれてもいないのにTwitterに「みんな買おう!」と宣伝して回るくらい。
もちろん豊能町のスーパー、デイリーカナート イズミヤ 光風台店にもばっちり売ってまして、この秋・冬は週2で食べていたんです。そんな大のお気に入りのイシメン株式会社の「鍋うどん」、一点だけ問題がありまして。
そう、鍋の季節限定の商品なんです。
春の訪れとともに最寄りスーパーのチルドうどんコーナーからすっかり姿を消してしまったイシメン株式会社の「鍋うどん」。
いったい代わりに何を買ったらいいと言うの───?!
(商品名からして)いずれ別れがやってくると分かっていたはずですが、突然の別れはやはりショック。数分間売り場で立ち尽くしてしまいました。
その日は、結局別メーカーのチルドうどんを買ったのですが、やっぱり全然違う……。おいしいうどんにありつけると思っていただけになんとも消化不良な日になってしまったのでした。
そうだ、お客様の声に書こう
そんなときの「お客様の声」じゃないか!チルドうどんがきっかけで、人生初の「お客様の声」に投書してみることにしました。
(お客様の声とは:要望や意見を投稿できる目安箱のようなもの。それぞれのスーパーによって形態は様々だが、専用用紙・投書箱・掲示板の3点セットの小さなカウンターが設置されているのが一般的。)
デイリーカナート イズミヤの「お客様の声カウンター」は店内入り口に設置されており、たくさんの人々が出入りするエリア。壁の方を向いて専用用紙に書いていると、すぐうしろで井戸端会議が始まったりして。
(決してクレームを書いてるわけじゃないですよ……!)と背中ごしに無意味に念を飛ばしつつ、元来の自意識過剰も手伝ってなんだか慌てて書くはめに。
今見返すと、もっと熱い気持ちぶつけられたのに!と後悔してしまうくらい書き殴った感のある投書。“ふわふわとろんとろん”を丸で囲んであるのが、なにを強調しとんのやと我ながらジワジワくる(笑)
こんなグダグダ投書にも関わらず、なんと3日後にはお返事つきで掲示されていました!
お問い合わせの「鍋うどん」ですが、秋・冬限定商品のため入荷がありません。鍋うどんと同じ「キタアカリ」の小麦を使った石田製麺所「ゆでうどん」が同様の食感が楽しめるとの事で、4/3(火)入荷を予定しております。是非ご賞味ください。
まるで自分の書いたファンレターに返事が来たときのような高揚感……!
興奮のあまり、掲示されている様子の写真を色んなアングルで何枚も収めてしまいました。
ラッキーな事にこの日がちょうど4/3(火)だったので、その日のメニューは新商品「ゆでうどん」を使った「きつねうどん」に急きょ変更!
これこれ、これですよ!「鍋うどん」とパッケージが全然ちがうのでやや不安だったのですが、おなじ美味しさを楽しむことができました。(※煮込んで美味しいのはやはり「鍋うどん」に軍配が上がるけれど)
このうまさに注目されてる方はまだまだ少ないようで、売り場では他のチルドうどんに紛れるかようにひっそりと陳列されているのですが、美味しさはやはり別格。カナートさんがわざわざ新たに仕入れてくれた美味しいチルドうどん、ぜひみなさん試してみてください。