爽やかな風が吹き、気候もよくなってきて、エノキ、クヌギ、ケヤキ等の落葉樹が芽を吹き、初谷渓谷は歩いていても新緑で、こころが清々しい気持ちになり良い季節になりました。サワガニも川原に餌をとりに出て来て、また、小魚もいききと水の中で泳いでいます。家族連れで川原で水遊び、BBQ、ソロキャンプをする人々、妙見山にハイキングに行く人々、年々増加傾向にあります植物鑑賞する人々、地元の住民の「いやし」の場になり、犬などを連れて散歩に来る人々、自転車で妙見山まで挑戦する人々、初谷渓谷では自然環境において多様性に富んでいて、来訪者の人達が思い思いに快適な時間を楽しんでおられます。
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長い間、降雨がなく、川の水は枯れかけている様になっていましたが、久しぶりの大量の雨で「せせらぎ」もしぶきを飛ばして流れています。
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この場所は紅葉もきれいな場所です
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箕面市から来られた若者二人。何年も前からこの初谷にはキャンプに来ているそうです。手際よくテントを組み立てられ、今日は1泊して帰るそうです。
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オオムラサキの幼虫(約4cm)は、年々少なくなってきていますが、順調良く6月下旬には羽化する様願います
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シャガ(アヤメ科):古く中国からの帰化植物。鹿が食べるようになり、年々少なくなっている様に思います
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ホウチャクソウ(イヌサフラン科):宝鐸(ほうちゃく)とはお寺の建物の軒に吊り下げて飾る大型の風鈴のこと
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ハナイカダ(ミズキ科):和名は、葉の中央についた花を筏に見立てたことによります。花は茶花として利用し、若葉は食用にすることがあります。
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ニリンソウ(キンボウゲ科):1本の茎に2輪の花が咲くのが名前の由来ですが、実際に咲くのは1~4輪です。毒をがあるので、食べない様に!
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フジ(マメ科)
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オオキツネノカミソリの若葉:もうすぐこの葉は枯れます。今年は鹿の侵入をふさぐ防御ネットをしましたので、今のところ鹿の侵入は見られません。6月ごろに根から茎が出て来て花芽がつき、7月中旬には従来の群生が期待されます。
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やまかかし蛇:この蛇は「まむし」と同様、毒をもっていますので近寄って触らないようにしましょう。赤い斑点の模様の蛇もいます。
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キンラン(ラン科):この花は初谷渓谷に生殖しているものではありません。豊能町に生殖しています。この花は大阪府の絶滅危惧種Ⅱ類(VU)で大変貴重な植物です。豊能町にはこれ以外にも貴重な絶滅危惧種が多くあり、守って行く必要があります。特にこの「キンラン」は移植しても育ちにくい植物です。盗掘すると二度と生えてこないと言われています。鑑賞だけにしましょう。
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ギンラン(ラン科):豊能町で生殖しているものです。キンラン同様です。皆で大切に保存して行きましょう。
1 comment
初谷川渓谷の植物を教えて下ってありがとうございます☆
珍しい植物が見られるのですね!また行ってみたいです。
先日、おかげさまで私も少し散策できましたが、来られているハイカーのみなさんが、カメラやスマホを手に、とても愛おしそうに花たちを眺めながら歩いておられる様子がとても印象的でした。
地道な努力で貴重な植物たちを保護される皆さんと、やさしく花たちを愛でるみなさん、素敵な初谷川渓谷の姿が嬉しいです(#^.^#)