そこへ行きたいと思う人たちがいるから『道』ができる。
新しい『道』ができると、人々が通り、新しい暮らし方が生まれる。
…ちょっとオーバーですが(笑)そんなことをしみじみ感じた、とても短い新しい『道』の“開通”でした。
以前は、なかなかスリリングな『抜け道』でした。

↑これは3年ほど前のレポートに載せた写真です。
豊能町と、すぐお隣の川西市との境界に、こんな場所がありました。写真の手前が豊能町校風台4丁目、向こうが川西市の大和団地です。両側とも、この崖のすぐ手前まで舗装された道路ができているのに、私が町民になって以来ずっとこのまま。時にはフェンスで完全に仕切られて通れなくなったり、破られて穴が開いたりしたこともありましたが、たいていはこんな感じで、ちょっとスリリングではありますが人が何とか通れるようにはなっていました。
詳しくは、この時の記事をご覧ください ⇒ https://toyonono-portal.jp/archives/3649
町をつなぐ『道』ができる。
ここ数年、豊能町近辺でも台風・大雨の被害がありました。野生動物の通行により数分停車することはあっても、冬の大雪でもめったに止まったことのない能勢電が、倒木や豪雨により運休することがありました。加えて、豊能町に通じる道路2本が土砂崩れで通行止めになったりしました。
聞くところによると、ここに道を通すことは、光風台、大和団地双方の希望でもあったようですが、交通量の問題等いろいろな調整が進まず停滞していたところ、ここ数年の災害の経験から、緊急時には能勢電の線路復旧の工事車両を通すための安全な道を!との話が出て後押しし、ついに、新しい『道』の工事が決まったそうです。



↑工事中の様子です。
そして、この春、ついにここに新しい道が開通しました。崖は崩されて舗装され、両側は整えられて、ちゃんとした『道』ができたのです☆
この、新しい『道』を通る人々

さて…晴れて5月1日をもって“開通”したはずで、実際、ちゃんと通行できるようにはなっているのですが、なぜか?まだ両側には工事用の金網フェンスが置かれたままになっています。理由は不明です。
↑フェンス、撤去されたようです!\(^o^)/
5月22日付の豊能町ホームページ新着情報に、載っていましたので、追記修正いたします☆詳しくはこちらをどうぞ ⇒ http://www.town.toyono.osaka.jp/page/page003758.html
ここを通って散歩していると、この道ができる前とは明らかに違う、人々の新しい“暮らし”を感じるようになりました。
例えば‥‥ 光風台側ですれ違った女性。買い物袋を下げて豊能町→大和団地へ。きっとこの道が開通することで徒歩圏内になったカナートで買い物して帰られるところだったのでしょう♡
また、大和団地側で、犬を連れていた女性は、同じような犬連れの女性と「今日はご一緒させてもらってありがとうございました」「いえ、こちらこそ!」と笑顔で会話、その後、光風台側へ歩いて行かれました。きっとここを通って散歩に来て、新しい“犬友さん”ができたのではないでしょうか♡
大和団地側の坂道をジョギングで上ってきた、若いパパと男の子2人。まずパパが規則正しいフォームで先導、続いてお兄ちゃん、少し遅れて弟ちゃん、先に上り詰めたパパが「○○(たぶん弟ちゃんの名前)、ラスト最後ダッシュ~!」と励ましの掛け声。3人でタイムを確認し合って、達成感をかみしめている様子がほほえましかったです♡
そういえば‥‥開通する前に出会った、山歩きの『達人』さん。旧花折街道を歩いて豊能町に来られ、帰りにここを通ろうと思ったらまだ開通していなかった…と話しておられましたが、きっと彼もこの道をもう通られたことでしょう。『達人』に出会った時のレポートはこちらです☆→ https://toyonono-portal.jp/archives/6358
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言は私たちの生活を変えました。マイナスの変化も多いとは思いますが、中にはプラスにもとれる変化も確かにあるようです。
町内ではウォーキングする人が確実に増えたと思います。 それも、これまでも多かった単独や数人の女性グループでのウォーキングに加えて、ご夫婦連れや親子連れが、ぐっと多くなった気がします。あ、それから、若い人のジョギング姿も!みなさん、自粛生活による運動不足を感じて、体力を落とさないため、健康のために、それぞれ工夫し努力されているんだなあ~と思います。
人間ってすごいな!って、思うんです。マスクがない、手に入らない…となると、じゃあ家にあるもので作ろう、となる。外出は自粛、3密は避けて…となると、上手に時間帯を選び、人との接近を避けながら、ウォーキングやジョギングで体調を整える。困った事態に出し合う知恵から、人類の文化が生まれ、引き継がれてきたんじゃないだろうか…と、そんな壮大な想像をしてしまいました。
大和団地の夕日のスポットへ!夕涼みウォーキング。
前置きが長くなってしまいましたが‥‥
この日、昼間は少し暑かったので夕涼みを兼ねて、ちょっと遅い時刻に出発し、光風台~大和団地へ、新しい『道』を通って散歩してきましたので、その様子をご覧ください。

ここを左へ曲がると…

右のガードレールの下は、光風台駅です。





向こう(大和団地)側にも、まだ工事用のフェンスがそのままでしたが、やはり1か所開いているので、そこを通りました。






残念ながら、太陽は沈んだ後でしたが、夕焼けがとてもきれいでした。

では、暗くなってしまう前に、光風台へ戻りましょう。



あ、バスがきました!


左へ曲がると、光風台へ最後の急な上り坂です。

帰りはちょっときつい坂ですが‥‥



ここから夕日のスポットまで、往復約5000歩くらいのウォーキングでした(私は足が短いので(笑))


たぶん、もうすぐ近畿圏の緊急事態宣言も解除されることでしょう。しかしコロナウィルスまだまだ油断はできません。これから暑い夏を迎えますが、健康管理の1つの手段として、時にはこんな夕涼みウォーキングもいいかも知れません。
最後までご覧くださって、ありがとうございました。
(#^.^#)
《おまけです》
夕日がきれいに見えたスポットで、別の日に撮った写真もどうぞ☆



とよレポみほ☆でした(#^.^#)