こんにちは。とよレポみほ☆です。
日本全国・・・いや世界中が、新型コロナウィルスの影響でこれまでにない状況に直面しています。私たちも正確な情報をもとにして冷静に行動・対応し、ウィルスと闘う人類の1人として協力して乗り越えていかねば!と思います。
こんな時こそ!心と体を元気にしておくためにも、春らしくなってきた自然の中へ出かけてみませんか?人の集まる施設などは休館閉鎖になっていますが、身近なころでもいろいろ楽しみを見つけられることに気付くかもしれません。
今日のルートです。豊能町、能勢電鉄、光風台駅から。

ピンク色の道が今日のルートです。
ほぼ豊能町内の住宅街ですが、地図の②~⑥は里山・山道です。
①住宅地内の公園で、エドヒガンサクラのお花見🌸

日頃よく横を通る公園に、すでに満開の桜を見つけました。毎年、大阪北部の高地にある豊能町での桜(ソメイヨシノ)の開花は、天気予報の『大阪府』の開花情報より遅れること数日~1週間。府内でもまだ開花宣言してないはずですが・・・


これはソメイヨシノではなく、エドヒガンサクラという種類のヤマサクラです。
私も子どものころは知らなかったのですが、よく学校や街路樹などに植えられている見事な桜は『ソメイヨシノ』という園芸品種。『エドヒガンサクラ』と『オオシマサクラ』をかけ合わせて作られた桜で、すべてクローンなのだそうです。エドヒガンサクラは、いわばソメイヨシノの片親。ソメイヨシノほどの派手さはありませんが、清楚な雰囲気でとても素敵です。豊能町の山々には、このエドヒガンサクラがあちらこちらに生えていて、ソメイヨシノより少し早めに咲き始めるので、2月~3月初め頃には山のあちらこちらがポッポッとピンク色に染まります。
この6丁目公園には、エドヒガンサクラが植えられていたのですね!気が付きませんでしたヽ(^o^)丿
②野鳥の声、リスとの出会い。
地図の②のあたりから、国道をそれて山道に入ります。ここは、ときわ台地区の子どもたちが吉川小学校へ通う通学路の一部になっているようです。両側に高い木が茂り、少しひんやりした静かな道です。
野鳥の声が高いところから聞こえてきます。小さな双眼鏡も持って行ったので、イカル・ヤマガラ・ホオジロを見ることができましたが、遠くて動きの速い野鳥の撮影は難しく・・・写真はありません(ごめんなさい!)💦ホ~ホケキョもすぐ近くで聞こえましたが、ウグイスは姿も見せてくれませんでした💧

鳥を探していると首が痛くなってきました(笑)ので、ふと、途中にある栗園の入り口をぼんやり眺めていたところ、何と!リスが目の前を横切ったのです❕❕
ほんの数秒の出会い、でも、確かに、手のひらサイズで茶色、動きは素早く、ふさふさのしっぽを水平にしてさささ~っと走っていきました。こんな身近にいるなんて!うれしい感動の一瞬でした☆
③妙見口~山下道の入口へ
野鳥やリスに出会った山道を過ぎると、視界が開けてきます。吉川です。

妙見口駅を通り過ぎ、吉川小学校への道を途中から左へそれてググっと上り、『旧山下道』へ入ります。

さらに行くと、こんなほこらがありました。

旧山下道は、高代寺山の東山腹から新光風台の住宅地に至る山道で、明治38年に現在の国道477号線が開通するまでは、川西市山下に出るために使われていた重要な道だった(『とよの散策ガイド』豊能町教育委員会編集より)だそうです。細いながらもしっかりしていて、静かで心地よい道です。


これ…前にもよく似た地図を見かけたことがあります。
わかりやすくていいですね。ありがとう♡
④台場クヌギ
道沿いにはところどころに『台場クヌギ』と思われる木がありました。

台場クヌギというのは、昔、豊能町で炭焼きが盛んにおこなわれていたころ、炭の原料として切り出されていたクヌギの木のことです。根っこはそのままに、途中から切り出しては、数年間成長を待ってまた切り出す・・・それを繰り返すのでこんな樹形になるのです。当時の人々が山とともに暮らしてきた名残りなのですね。
途中、何度か野鳥が木々ややぶの間を渡るのに出会いましたが、なかなか同定できませんでした。・・・と、静かな中で、小さな「ドドドドドドド・・・・・」という音が聞こえてきました。キツツキです!一度だけ、すぐ近くの木で一生懸命お食事中のコゲラに出会い、写真をかろうじて撮ることができました。“○○を探せ!”みたい(笑)ですけれど、探してください↓。


⑤途中の目印
道の途中には、一定の間隔をおいて立て札が設置してありました。


⑥新光風台に出ました!
木々の間、落ち葉を踏みしめて歩いてきた山道が、いきなり終了し、豊能町新光風台の住宅街の端に出てきました。


こちらからは、道が見つけにくそうですから、助かりますね。
新光風台のほぼ中央にある、しらかば公園を通りました。グランド周辺の緑地でも、ジョウビタキ・ホオジロに出会うことができました。
豊能町はぐるりが山なので、山から野鳥がすぐ飛んできます。通り道になっているところもあるようです。彼らの習性をよく知り、その通り道で静かに望遠レンズを構えて待っていれば、いつかはみなさんに「おお!」と思っていただける鳥の写真が撮れるかも知れません。・・・頑張ります☆
山下道の続きは・・・?
今日はここから新光風台の住宅地を歩いて、光風台へ戻りました。出発は10時半ごろ、戻ってきたのは13時過ぎでした。急な上りだったのは、妙見口駅~山下道入り口の間だけで、あとはほとんど苦にならない緩い上りと、下りでした。途中、花を見て、野鳥の声(音)を聞き、何度も立ち止まってのゆるゆる散歩でしたが、帰ってから歩数計を見ると1万2千歩!も歩いていて(私の歩幅が小さいせいもありますが(笑))満足感あふれるウォーキングとなりました。

←さて、この『旧山下道』は、新光風台の住宅地を横切ってその先へと続いているようです。前回レポートした、新光風台の反対側の山に続きの道の入り口がありますので、ぜひ、今度はそちらの道も通ってみたいと思っています。
人類の歴史はウィルスと闘いだったとか。まだ治療薬のない敵に対抗するために、今できることの1つは、まず基礎体力・免疫力を落とさないことではないでしょうか。人混みを避けるのは大事なことですが、かといって閉じこもってばかりいては体力も落ちてしまいます。ぜひ、体調と相談しながら、自然の中へ出かけて、鳥や花たちや山の空気から元気をもらいながら頑張って乗り越えて行きましょう!
最後までご覧くださって、ありがとうございました(#^.^#)
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