新緑と爽やかな空。自然のコントラストが美しい季節となりました。
新しい令和の時代が幕を明け半月ほど経過しましたが、皆さん新生活をいかがお過ごしでしょうか。楽しみながら過ごされている方もいっらしゃれば、環境や人間関係の変化に少々お疲れの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
わたし研究を経験しての新生活はいつもと違う。
子どもたちの入学・入園が重なったこの春。幼稚園のPTA活動もあり、母である私も慌ただしく過ごしているのですが、毎朝窓から見える山の緑に癒されながら自分だけの時間を持つようにしています。心配事でカリカリしたりイライラしながら上の空で過ごすよりも、ゆったりとした気持ちで温かいカフェオレを飲みながら自分の心を客観的に見つめる時間を積極的につくるよう心掛けています。
やらなければいけないこと、自分が本当にやりたいこと、やらなくてもいいこと、したくないこと。忙しい時ほど、優先順位を忘れて何でもがむしゃらになってしまいがちだったのが、今年はしっかりと考え、時には周りに頼り、ひとつひとつを楽しみながら、登園時にぐずる子どもの姿も笑い飛ばしながら過ごせています。もし、坂道を小さな子どもをおんぶしながら、けらけら笑っているお母さんがいたらきっと私です。
わたし研究をするのに特別な資格なんてなんにもないと思う。
とよのわたし研究室の2期生の募集が先日から始まりました。「去年こんなことやっててん。よかったら~。」と声を掛けた時によくあるのが、
人前で話すの苦手やから…緊張するから…
確かにわたし研究では、一人ずつ発言する場面もあります。でも、その時に上手く話さなければいけないということは全くありません。自然と沸き上がって紡いだ言葉を仲間たちは真摯に耳を傾け、時に頷き、時にツッコミ、そしていつも受け入れてもらえます。半年程に及んだ講座の初めは、自分の順番が近づくとドキドキしていましたが、今ではそんなこともほとんどなくなりました。わたしはここにいてもいいんだという確信と安心があるから、上手く話せなくても、上手く話そうとしなくても、いいんです。
私には研究したいことなんてないから…
なんか白衣着てるし、研究テーマとか発表会で言わなあかんねやろ?
すごいことしてそう!難しそう!私には関係なさそう! それって怪しいやつ(笑)? などなど色々言われました。
よく分からないという方でもメディアなどで”自分らしく生きることの大切さ”などが語られているのを目や耳にしたことはありませんか?また、多様な価値観や様々な生き方、それぞれの暮らし方があってもいいよね、という世の中に少しずつ変わってきました。皆と同じだから安心という生き方だけでなく、自分の道を選び歩むのなら、まずは自分をよく知ることが必要なのではないでしょうか。
わたし研究って自分を知って自分らしく暮らすこと。私はそんな風に捉えています。言うのは簡単だけど、何だか分かりにくいですよね。 例えば、進路に迷う受験生も日々のテスト勉強や日常生活を送るのに精一杯だったり、周囲の期待を気にするあまりに、自分の本当にやりたいことや自分らしさを忘れているのかもしれません。そんな経験ありませんか?
わたし研究は特別なことに取り組んでいる人のためだけにあるのではありません。普通の毎日を送っている私にとっても、同じ町に住む方と肩を並べ、ともに学び、語り、笑い、過ごした時間は今までにない豊かな経験となりました。
子どもだったら「ともだちになろう。」「うん!」といったシンプルなやり取りで友達になれたのに、いつの間にかそうはいかなくなりました。一緒にわたし研究を経験した仲間は年代が違っていてもお互いを思いやり支え合い、でも気を使い過ぎることもなく、とても居心地の良い友人になることが出来ました。LINEの既読スルーも全然気にしません(笑)皆それぞれの暮らしがあるから、返信したい人が返信する。それでOK。 同じ町内、ご近所さんで、今までどこかですれ違っていただけの人と友達になれた。それってすごくないですか?
必要なのはほんの小さなきっかけ。
わたし研究してよかった!と私がどんなに語ったところで、あなたの心に響かなければ、わたし研究はされないかもしれません。
でも、なんとなく気になる。ちょっと興味あるかも。心理テストとか好きやったな。そんなきっかけで十分じゃないかなと思います。緊張するからなどと心配してることはスタートしてしまえばすごく些細なことだったと気づくかもしれません。話に詰まってしまっても、沈黙さえ大切な時間だと受け入れてもらえるんですから。
平成のあなたは【わたしらしく】過ごせましたか?

今日はホトトギスが鳴いていました。
昭和に生まれた私は、平成に学び育ち青春を謳歌し、そして結婚し母になりました。今振り返れば平成のあの時は自分らしくなかったなと思うこともありましたが、それもあるから今の私がここにいます。令和はきっと私らしく楽しむことが出来そうとわくわくしています。あなたも令和元年を”わたし元年”にしてみませんか。
受講した皆さんがそれぞれにとって深い学びとなり、これからの人生を歩むのにも”とよのわたし研究室” で学んだことを繰返し思い出すでしょう。そんな素敵な学びが本一冊二冊ほどの料金で、しかも無料託児つきなんて、豊能町って結構すごいことやってると思いますよ。
なんだかちょっと気になるなという方は、こちらからとよのわたし研究室2期生の募集要項をご覧くださいね。
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