ソメイヨシノの花吹雪が舞ったあとの豊能町では、スミレやたんぽぽはあちこちで咲き競い、公園では八重桜がちょっと重たそうに満開を迎えています。

グランドでは、ゲートボールを楽しむ人々の姿が・・・

残った半分が、花を咲かせています!

お・い・し・そ・う~♪


次々と花が咲く『春』ですが、そんな中で、はらはらと葉を落としている木が・・・!

クスノキは『常緑』の広葉樹・・・つまり、モミジやイチョウのように秋に葉っぱを落としたりしない、1年中いつでも緑の葉を茂らせている木だ・・・・・・と、少し前までは思っていました。でも、じつは、クスノキは毎年、この季節になると、しずかにひそやかに、薄赤い色に“紅葉”して “落葉”していたのです。

緑の葉を茂らせたまま、古い葉を落としたクスノキは、もうすぐあまり目立たない花を咲かせます。そして、黒っぽい実をつけて、それがぽたぽたと落ちてきて、人に踏まれたりするとちょっと薬のような独特の香り(樟脳のような)を放つので、クスリノキ⇒クスノキになったのかもしれません。葉っぱを1枚ちぎって、手でもんでみても薬の臭いが感じられます。

お散歩やウォーキングの途中、「あれ?なんだかこのあたり、落ち葉が多いなあ~。秋でもないのに・・・?」と思ったら、近くにクスノキがあるかも!しばしば巨木になり、神社などではご神木になったり、あのトトロの守り神でもある?クスノキ、今年はさらに親しみを込めてながめてみませんか(*^_^*)

<さて・・・・・・ここからはおまけです>
クスノキの落葉のレポートを考えているうちに、ずいぶん前に作った手作り絵本のことを思い出しました。娘が小学生の頃の、ほぼ実話です(自分が叱られた場面があるせいか、あまり気にいってもらえなかったのですが(笑))。しまいこんでいても、もう誰も読んでくれませんので、よろしければご笑覧下さいね☆























最後まで読んで下さって、ありがとうございました☆ これは、絵本の最後に載せた、お話に出てくるクスノキの写真です。

クスノキさん
今でもまだ元気でいるのでしょうか・・・・。
子どもたちが本当にお世話になりました。ありがとう!