知る人ぞ知る 名物鉄道スポット が 豊能町 に存在していた
477号線沿いに突如現れる< 桜谷軽便鉄道 → >とかかれた信号機の形の看板、豊能町民なら1度は見たことがあるはず!こんな場所に電車が通っているの?と思い調査してみました。
どうやら、オーナーのご自宅の庭を周回する鉄道だったのがいつしか人が集まるようになった為、近隣の土地を購入し本格的な施設をつくってしまったとのこと。しかも、大阪のはしっこの豊能町に全国各地の鉄道ファンのみならず、海外からの鉄道ファンが来訪することもあったとか。
個人で鉄道をつくることが出来るのか?疑問もありますが、地域の子育てサークルでの貸切運転があるとのことで子供達と潜入してきました。
入口の門を開けて入っていくと、畑が広がっています。さらに上へ上へ 上がっていくと…
小さなサイズながらもこんなに立派な駅舎がお出迎えしてくれました。
さらに奥に進むと乗り場が見えてきました。
豊能町も田舎ですがこのレトロな雰囲気!昭和初期をイメージされているんだとか。
のどかな田舎のローカル線のような空気感が漂っています。
さあ 出発進行!
風の峠駅の乗り場から2両編成の小さな電車にこどもたちが元気よく乗り込み、出発進行!もちろん、大人も乗れますよ。
線路の上には架線が張ってあり、パンタグラフから電気を取り入れて動いています。
出発信号ももちろんあります!きしゃにちゅうい の看板も!細部までとことん拘っているからこそ、大人もこどもも夢中になれるそんな素晴らしい鉄道になっています。
個人的にイチオシは、レールの切り替えのポイントです。よーく見るとダンベルが使われていましたよ。
まもなく見頃を迎える桜と軽便鉄道を楽しもう
この日は3月下旬、豊能町の桜もまもなく見頃を迎えます。ちょうど今週末の4月1日は月例運転会が開催されます。豊能町が誇るこの素晴らしい軽便鉄道と桜を見に豊能町に遊びに来ませんか?通常の運転会では昔ながらの硬い切符を頂けたり運転席に座ることも出来ますよ。運転が上手になったら免許を頂くチャンスもあります!
また、毎年5月5日には 桜谷まつり もあり、通常の運転会は月に1回の開催ですが、5月だけは2回も開催されます。
桜谷軽便鉄道を楽しむルールを守るべし
桜谷軽便鉄道は個人の土地につくられた個人の施設です。利用料はありませんが、整備費用の為に寄付をしてみませんか?
また、施設内に駐車場及びお手洗いはありません。必ず公共交通機関の利用をお願いします。
お手洗いは徒歩5分程度の場所にコンビニがありますので、お買い物と一緒にそちらへ。
桜谷軽便鉄道南山線
月例運転会 毎月第一日曜日 13時から15時頃
この記事は2018年3月時点の情報です。
必ず公式サイトで運転会の日程を確認してからお出かけして下さいね。